YAMAHA MT-07 インプレッション Vol.3 |
エンジン・・ |
排気音のサンプル(レッドゾーンまで回しています) 直列2気筒という事で、ドコドコした加速フィーリングなんですけど のんびりした印象ではなく、ビュンビュン系で 4気筒エンジンにも負けないくらいレスポンスが良く 回転数と共に加速感が増していく、やる気満々のエンジンです。 3000回転前後の低回転域でも、アクセルを開ければ 例え6速の状態でも、十分に力強い加速が出来る所は 直列2気筒エンジンの良いところですね。 レスポンスを上げる為に軽いフライホイールを使用しているのか 停車時からのスタートでは、エンジンがストールしやすく 停車時からの発進では、クラッチワークに気を使いますね。 乗りやすさよりも、楽しさを選んだ所がヤマハっぽく エントリーモデルとしてMT-07を見た場合は あまり適さない性格のエンジンかもしれませんが そのおかげで、大型バイクに慣れた人が乗っても 楽しめるエンジンだと思います。 山道や市街地をバランスよく走った時の 実際の燃費は、1リッターあたり24~26Kmでした。 ほぼカタログ値と同じですね。 MT-07の最高時速は 余裕でスピードリミッターに当たってしまうので不明です。
|
MT-09から採用されている キルスイッチと一体型のスタータースイッチ。 これがまた、とっさにエンジンを掛けにくいんです。
|
メーター・・ |
フルデジタルのメーターで 特にスピード表示の文字が大きく見やすいですね。 センターのギアポジションの表示も有りがたいです。 水温計も、1度ごとに細かく表示される本格的な物で MT-07のスポーツ志向の高さを物語っていて これもなんだかSSっぽいですね。 アイドリングは1200回転ほどで 1000回転を切るとエンストします。
|
オドメーターやトリップに切り替えると水温が分からなくなり どれか一つの情報しか表示出来ない所は残念ですね。 速度表示の上あたりに水温を固定で表示して欲しいんですが・・ |