KLX230 SHERPA　ACC電源の増設 Vol.2

それでは車体での作業を行いますが

作業をするには車体左側のカバー類を外す必用があります｡

まずは左右のサイドカバーを外しますが

左側はキーを挿して捻るとロックが解除されるので

手前に軽く引っ張って

キーシリンダーの横にあるグロメットから抜きます。

矢印の所にもグロメットに差し込んであるので

先に後ろ側から手前に引っ張って外します｡

最後に2本のツメが

フロントのシュラウドに差し込んであるので

カットのラインに合わせ上に少しスライドさせると抜き取れます｡

車体右側の も外しますが

こちらは六角ボルト2本と赤矢印の所にグロメットがあるので

最後にグロメットの所を浮かして外したら

左側と同じようにシュラウドに刺さっている

ツメの部分をはずします｡

ちなみにカバー類やヘッドライトを固定しているボルトの

締め付けトルクの指定はないので

M6サイズだと7N-m程度の標準締め付けトルクになります。

次はシートを外すので

左右にあるバンドを固定している六角ボルトと

シートを固定しているボルトを外します｡

シートは後方にスライドさせると外せます｡

とりあえずシートで隠れていた

車体左側のシュラウドの六角ボルトを外します｡

ちなみに､シートを取り付ける時は逆の手順で取り付けますが

燃料タンクの所にあるフックは以外と引っ掛けにくいので

シートを押し込みながら車体前方にスライドさせて

念の為にちゃんとフックに引っかかっている事を

横の隙間から見て確認しておきます｡

次はシュラウドのサイドにある六角ボルトを3本外しますが

最後は黄矢印の所にグロメットに差し込んであるので

手前に引っ張ると完全に外れます｡

これでヘッドライトからバッテリーまで

ケーブルを引く事が出来ます｡

まずは電源ユニットを固定するので

ヘッドライトを外します｡

左右にある六角ボルトを外しますが

ボルトのまわりに大きなワッシャーに見えるのはカラーですが

外れやすいので落とさないように注意します。

左右のボルトが外れたら

あとは下にあるグロメットに挿して固定してあるだけなので

ヘッドライトの上側を前方に倒して

そのまま斜め上前に抜き取ります｡

ヘッドライトには車体からのコネクターが刺さっているので

車体左側にあるツメを押しながら抜き取ると

ヘッドライト全体が外れます｡

ここのコネクターはカツカツサイズな事もあって

ツメの引っかかりを解除しても

抵抗が大きいので抜き取りにくいです｡

ヘッドライトを外すとこんな感じになりますが

矢印のツメを浮かせながら

キャップ代わりのオスのコネクターを抜き取りますが

ここのツメは押すのではなく浮かせながら抜きます。

純正オプションのUSB電源が装着されている場合でも

同じやり方でUSB電源からのコネクターを一端抜きます。