HONDA PCX e:HEV グラブレール・カバーの脱着 Vol.1 |
今回はPCX e:HEVのリアまわりのカバー類を外しますが JK05、JK06、KF47の全てのPCXシリーズで共通の作業になります。 ただ、ハイブリッドモデルだけはリチウムイオン電池の関係で 一部作業が増えますよ。 今回の作業手順は・・ 1.グラブレールカバー・グラブレール グラブレールカバーを外す事でリアボックスを取付出来ます。 2.シート・ラゲッジボックス エンジン上部が向きだしになるので 多くのメンテナンスが可能になります。 3.ボディカバー 主にリアサスペンションの交換が可能になりますし フロント側のカバー類の脱着も可能になります。 4.リアフェンダー フェンダーレスキットの取付が出来ます。 この順番で外していくというか 順番を守らないと外せません。 |
それではさっそく作業編ですが まずはシートを開いてここのプラスネジを2本外します。 |
このあたりに少し隙間があるので 指を入れてカバーの隙間を少しだけ広げつつ 車体前側に移動していきます。 |
ここまで指が入ったらグラブカバーの前側を真上に浮かせます。 最初はかなり硬いので このように少し先端が曲がっている内張はがしを使って テコの原理で浮かせると簡単に浮きますよ。 写真では分かりやすいように工具をそのまま使っていますが 実際にはカバー類にキズ付かないように 厚めのウエス等で工具を包んで使います。 |
グラブカバー前側のツメはこんな感じで 垂直に下に刺さっています。 車体反対側も同じ手順でツメを浮かせます。 |
これでグラブカバー前側に大きな隙間が出来るので 後ろ側も慎重に剥がしていきます。 |
ちなみに後ろ側はこんな感じで左右2カ所に 大きなツメが下側(グラブレール)にあるので ここはグラブカバーが割れないように慎重に剥がします。 あと、この大きめのツメは グラブカバー後ろの末端にも1つありますよ。 |
グラブカバーが外れたらグラブレールが現れるので 赤矢印のプラスネジ2本と 黄矢印の六角ボルトを4本外すと全体が外れます。 六角ボルトは少し奥まった所にあるので メガネレンチよりもラチェットハンドルに エクステンションバーを付けて外した方がスムーズです。 |
グラブレールが外れるとこんな感じになりました。 |
ちなみにリアケースを取り付ける場合は 取り外したグラブカバーの裏にあるプラスネジを外します。 |
裏側のプラスネジが外れると 表側のカバーをスライドさせる事で外れます。 |
これでグラブレールの4つのネジ穴が向きだしになるので リアボックス等を取り付ける事が出来ます。 |