HONDA PCX e:HEV グラブレール・カバーの脱着 Vol.1

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JK05・PCX_e:HEV・PCX160カバー類の取り外し

今回はPCX e:HEVのリアまわりのカバー類を外しますが

JK05、JK06、KF47の全てのPCXシリーズで共通の作業になります。

ただ、ハイブリッドモデルだけはリチウムイオン電池の関係で

一部作業が増えますよ。

今回の作業手順は・・

1.グラブレールカバー・グラブレール

グラブレールカバーを外す事でリアボックスを取付出来ます。

2.シート・ラゲッジボックス

エンジン上部が向きだしになるので

多くのメンテナンスが可能になります。

3.ボディカバー

主にリアサスペンションの交換が可能になりますし

フロント側のカバー類の脱着も可能になります。

4.リアフェンダー

フェンダーレスキットの取付が出来ます。

この順番で外していくというか

順番を守らないと外せません。

 
PCXハイブリッドのグラブカバー

それではさっそく作業編ですが

まずはシートを開いてここのプラスネジを2本外します。

 

このあたりに少し隙間があるので

指を入れてカバーの隙間を少しだけ広げつつ

車体前側に移動していきます。

 
JK型PCXグラブカバー取り外し

ここまで指が入ったらグラブカバーの前側を真上に浮かせます。

最初はかなり硬いので

このように少し先端が曲がっている内張はがしを使って

テコの原理で浮かせると簡単に浮きますよ。

写真では分かりやすいように工具をそのまま使っていますが

実際にはカバー類にキズ付かないように

厚めのウエス等で工具を包んで使います。

 

グラブカバー前側のツメはこんな感じで

垂直に下に刺さっています。

車体反対側も同じ手順でツメを浮かせます。

 
JK型PCXグラブカバー

これでグラブカバー前側に大きな隙間が出来るので

後ろ側も慎重に剥がしていきます。

 

ちなみに後ろ側はこんな感じで左右2カ所に

大きなツメが下側(グラブレール)にあるので

ここはグラブカバーが割れないように慎重に剥がします。

あと、この大きめのツメは

グラブカバー後ろの末端にも1つありますよ。

 
PCXハイブリッドのグラブレール

グラブカバーが外れたらグラブレールが現れるので

赤矢印のプラスネジ2本と

黄矢印の六角ボルトを4本外すと全体が外れます。

六角ボルトは少し奥まった所にあるので

メガネレンチよりもラチェットハンドルに

エクステンションバーを付けて外した方がスムーズです。

 
JK06PCXグラブレール脱着

グラブレールが外れるとこんな感じになりました。

 
JK06PCXグラブレール脱着

ちなみにリアケースを取り付ける場合は

取り外したグラブカバーの裏にあるプラスネジを外します。

 
JK06PCXグラブレール脱着

裏側のプラスネジが外れると

表側のカバーをスライドさせる事で外れます。

 
JK06PCXリアボックスの取付

これでグラブレールの4つのネジ穴が向きだしになるので

リアボックス等を取り付ける事が出来ます。

 

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