HONDA PCX エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はPCXのオイル交換を行います。 ちなみにPCXにはオイルフィルターが無く ストレーナー(網)があるだけで 通常ではストレーナーの清掃を行う必要はありません。 オイル交換に最低限必要なアイテムは・・ エンジンオイル1L缶×1本 M12のドレンワッシャー(純正型番:94109-12000) くらいですね。 |
PCXでは廃油が0.8L程度しか出ません。 エーモンの小さい方の廃油ボックスでも 2.5L分の吸収材が入っているので 適当なビニール袋を用意し吸収材を半分に分ける事で 2回分使う事が出来ますよ。 ビニール袋でオイル交換をする時は 念のために2~3重にして作業します。 |
それでは作業編です。 真冬の寒い時期だとオイルが硬くなっているので 5分ほどアイドリングさせてから作業を行いますが 暖かい季節だとアイドリングは必要ありません。 走ったすぐ後だとオイルやエキゾーストパイプが 熱くなっているので冷ましてから作業をします。 オイルのドレンボルト(12ミリ)はここにありますよ。 |
廃油ボックスを下に敷いてから ドレンボルトを外します。 工具はボルトを緩める最初だけに使い 後は素手でボルトを回して外します。 |
手にオイルが付かないようにするコツは ボルトを緩めてそのまま下にとしてしまう事ですが 吸収剤の下に落ちると回収しずらいし 見つけにくくなるので 吸収材の上にキッチンペーパー等を敷いておくと 回収しやすくなりますよ。 |
やがてオイルがポタポタと落ちてくるようになるので スタンドを起こしてから車体を左右に傾けます。 するとオイルが落ちる勢いが少し回復して エンジン内のオイルをより搾り取れます。 腕力に自信がある方だけ行って下さい。 |
ドレンボルトを清掃して 新しいパッキン(ワッシャー)に交換します。 |
廃油口付近をキッチンペーパー等で拭いて 素早くドレンボルトを元に戻します。 ドレンボルトは素手で限界まで締めてから 最後に工具で1/8回転ほど締めます。 くれぐれも締め込みすぎは厳禁で 万が一、ドレンボルトにオイルが滲んできたら 後から1/16回転ほど増し締めしてやれば何とかなります。 |
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