次は0-100Km/h加速ですが
他車と比較する事で加速力を可視化しました。
ここでのレギュレーションとして
MT車では停車時から2000回転前後でクラッチを繋ぎ
スクーターでは車体が進み始めてから計測しているので
実用的な加速性能を表しています。
JC92型グロム(黒線)の
0-100Km/h加速のタイムは27.3秒でしたが
ハッピーメーターの誤差を考慮すると
実際には時速100Km/hには到達出来ていない事になります。
グロムのエンジンは低回転域でのトルクが分厚いので
スタートダッシュ力が高く
最終的にはブッちぎられてはいるものの
時速70Km/hあたりまでは125ccクラス最速の
スズキ GSX-S125とほぼ同じ加速性能ですね。
ハッピーメーター気味なのを加味しても
時速90KmまではシグナスXやPCXのスクーターと
ほぼ同じ曲線なので
最高速度こそ少ししかアップしていませんでしたが
実用速度域での加速性能では
かなりの進化を果たしているようですね。
旧型のエンジンを積む初代グロムやモンキー125
CT125ではスクーター勢に手も足も出ませんでしたが
今回のJC92型グロムはグラフを見る限り
スクーターとも戦える戦闘力を得たと言えます。 |