HONDA GROM　動力性能の検証　Vol.2

次はグラフよりもより分かりやすく

加速力の差を体感出来るように

走行動画を同期させて直接バトルさせてみたいと思います。

まずは旧型エンジンを積むモンキー125です。

クラッチの繋げ具合で差が出来ないように

両車とも1速に入れた状態で

アイドリングの回転数で走行している状態から

同時にアクセルを入れます。

速度差がすでに付いていますが

スピードメーターの読み取りタイミングの違いだけで

実際には同じ速度です。

それではスタートです。

グロムが1速のレッドゾーンに到達した所ですが

モンキー125ではまだ5700回転あたりなので

グロムは5速クロスミッションにより

ギア比が軽いので回転数の立ち上がりが鋭く

スピードメーターの誤差を考慮したとしても

グロムがリードしている事が分かります。

モンキー125が1速の8000回転に到達した所ですが

すでにグロムは2速の7000回転まで回っていますが

速度差は最初のスタートダッシュから変わっていないですね。

グロムは3速の7500回転に到達した所ですが

モンキー125では2速の7500回転過ぎ・・

つまり、ちょうど1速分くらいの差が出てますね。

速度差はさらについてグロムが引き離しています。

先ほどと同じ速度差を保ったまま

間もなくグロムが時速90Km/hに到達します。

時速90Km/hを超えると加速力が落ちてくるので

グロムが時速95Km/hに到達した時には

モンキー125が少し追いついてきます。

今回はここでバトルは終わりますが

やはり、メーター誤差を入れたとしても

明らかにJC92グロムの方が速い事が分かりましたね。

それは単純にエンジン出力の差だけではなく

5速クロスミッションがかなり効いているように思えます。