SUZUKI アルトワークス ラムエアーインテーク Vol.1

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アルトワークスラムエアーインテークシステム

今回はアルトワークスの純正エアクリーナーダクトを改良し

ラムエアーインテークを導入します。

これはNAのアルトに採用していた物と全く同じなので

製作過程の詳細はここのページで説明していますよ。

ここでは完成済みのラムエアーダクトを付けた

エアクリーナーボックスをアルトのターボ車用に転換します。

 
HA36Sターボ用エアクリボックス加工

ストレートの大型ダクトを取り付けるにあたり加工したのは

エアクリーナーボックスの下半分だけなので

今回の作業はエアクリーナーボックスの下半分を交換するだけです。

NAのアルトから持って来た物なので

下半分だけNA仕様のエアクリボックスになりますが

最初からターボRSやアルトワークスの車両に付ける目的なら

ターボ用のエアクリボックスを手に入れて

加工した方がすんなり取付出来ます。

というのも、写真をよ~く見ると分かるのですが

NA用とターボ用のエアクリボックスは

下側でも微妙に形状が違っているのです。

 
HA36Sエアクリボックス加工

ターボ車用のエアクリボックスはそもそも

NA用のエアクリボックスと比べると

ダクトと接続する開口部は大きくなっているのですが

加工したラムエアーインテークと比べると

半分くらいの口径しかない事が分かりますね。

ターボ車ではそもそもタービンのブレードがあるので

ラムエアー効果は全く期待出来ないのですが

ボトルネックになるであろうインテークダクトの曲りや

接続部を広げる事で主にアクセルレスポンスを改善出来ます。

 
HA36Sアルトワークスエアクリボックス外し

それではラムエアーインテークを導入する為に

まずは純正のエアクリーナーボックスを外します。

インテークを固定している赤矢印のクリップを2つ外し

エアクリーナーボックスを固定している

黄矢印の2本の六角ボルト(10ミリ)を外し

ブローバイホースを固定している緑矢印の

ホースバンドをペンチでつまみながら抜きます。

あとは青矢印のホースバンド(プラスネジ)を緩めてから

ホースを抜き取ります。

後はブッシュに刺さってエアクリーナーボックスが

固定してあるだけなので手前に引っ張るとまるごと外れます。

 
ブローバイホース

ターボ用のエアクリボックスを加工した場合は下半分を入れ替えて

エアクリボックスを元に戻すだけで終わりですが

下半分がNA用だと黄矢印のロックピンが使えないので

根元から抜き取ります。

まあ、ロックピンは外さなくても特に問題がないので

テープか結束バンドで動かないように固定しておいても良いです。

それから赤矢印のツメが上側と干渉するので

ニッパーで切り落とすかペンチを使って根元から折ります。

 
エアクリボックス結束バンド固定

これでNA用の下側とターボ用の上側が

ピッタリ収まるようになりますが

上下の連結は結束バンド(リピートタイ)を使って

1周ぐるっと回して固定します。

 
HKSスーパーエアフィルター

ついでにエアフィルターも

抵抗の少ない社外品のフィルターに替えておくと

さらにパフォーマンスを発揮出来ますね。

今回使ったのはHKSのスーパーエアフィルターで

HA36Sのアルト用は70017-AS106になります。

ちなみに大体1万キロくらい走ったら

エアフィルターを反転させて固定し直す事で

さらに1万キロくらいは使えますが

走行距離に比例して根詰まりしてくるので

吸気抵抗は増えていきますよ。

 

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