SUZUKI アルトワークス ラムエアーインテーク Vol.1 |
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今回はアルトワークスの純正エアクリーナーダクトを改良し ラムエアーインテークを導入します。 これはNAのアルトに採用していた物と全く同じなので 製作過程の詳細はここのページで説明していますよ。 ここでは完成済みのラムエアーダクトを付けた エアクリーナーボックスをアルトのターボ車用に転換します。 |
ストレートの大型ダクトを取り付けるにあたり加工したのは エアクリーナーボックスの下半分だけなので 今回の作業はエアクリーナーボックスの下半分を交換するだけです。 NAのアルトから持って来た物なので 下半分だけNA仕様のエアクリボックスになりますが 最初からターボRSやアルトワークスの車両に付ける目的なら ターボ用のエアクリボックスを手に入れて 加工した方がすんなり取付出来ます。 というのも、写真をよ~く見ると分かるのですが NA用とターボ用のエアクリボックスは 下側でも微妙に形状が違っているのです。 |
ターボ車用のエアクリボックスはそもそも NA用のエアクリボックスと比べると ダクトと接続する開口部は大きくなっているのですが 加工したラムエアーインテークと比べると 半分くらいの口径しかない事が分かりますね。 ターボ車ではそもそもタービンのブレードがあるので ラムエアー効果は全く期待出来ないのですが ボトルネックになるであろうインテークダクトの曲りや 接続部を広げる事で主にアクセルレスポンスを改善出来ます。 |
それではラムエアーインテークを導入する為に まずは純正のエアクリーナーボックスを外します。 インテークを固定している赤矢印のクリップを2つ外し エアクリーナーボックスを固定している 黄矢印の2本の六角ボルト(10ミリ)を外し ブローバイホースを固定している緑矢印の ホースバンドをペンチでつまみながら抜きます。 あとは青矢印のホースバンド(プラスネジ)を緩めてから ホースを抜き取ります。 後はブッシュに刺さってエアクリーナーボックスが 固定してあるだけなので手前に引っ張るとまるごと外れます。 |
ターボ用のエアクリボックスを加工した場合は下半分を入れ替えて エアクリボックスを元に戻すだけで終わりですが 下半分がNA用だと黄矢印のロックピンが使えないので 根元から抜き取ります。 まあ、ロックピンは外さなくても特に問題がないので テープか結束バンドで動かないように固定しておいても良いです。 それから赤矢印のツメが上側と干渉するので ニッパーで切り落とすかペンチを使って根元から折ります。 |
これでNA用の下側とターボ用の上側が ピッタリ収まるようになりますが 上下の連結は結束バンド(リピートタイ)を使って 1周ぐるっと回して固定します。 |
ついでにエアフィルターも 抵抗の少ない社外品のフィルターに替えておくと さらにパフォーマンスを発揮出来ますね。 今回使ったのはHKSのスーパーエアフィルターで HA36Sのアルト用は70017-AS106になります。 ちなみに大体1万キロくらい走ったら エアフィルターを反転させて固定し直す事で さらに1万キロくらいは使えますが 走行距離に比例して根詰まりしてくるので 吸気抵抗は増えていきますよ。 |
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