SUZUKI アルト F ラムエアーインテークシステム Vol.1 |
今回はアルトFのラムエアーの吸気システムを作ります。 NA(自然吸気)エンジンならではのインテークシステムで 加速すればするほど風圧で空気がエンジンに押し込まれるので 出力が上がる仕組みです。 レース直系のスーパースポーツのバイクでは 当たり前のように採用されている吸気システムで NAエンジンで考えられる最強のインテークですが いうてもラムエアーの効果がより効き始める 時速140Km/hでリミッターが効いて加速が止まるけどね・・ |
まず用意して頂きたいのは アルト純正のエアクリーナーボックスの下側です。 オークションや解体屋で手に入りますが 相場的には3000円前後くらいですね。 大抵は上側やホース類も付いてきますが下側だけを使いますよ。 ちなみにNA用のエアクリーナーボックスは 商用バン(MT)とAT用がありますが エアクリボックスの下側は同じなのでどちらでも使えます。 もちろん今使っている 純正のエアクリーナーボックスを使っても良いのですが 穴空け加工をするので元に戻せなくなりますよ。 とりあえず今使っているボックスを加工して ゆっくり時間を掛けて純正のエアクリーナーボックスを 探しても良いんですけどね・・ ちなみにターボ用のエアクリボックスの下側は NAとは固定するツメの位置が違っていて そのままの状態では上下を合わせる事が出来ないですよ。 その違いはアルトワークスのページで詳しく説明しています。 |
インテークのホース部分には 因幡電機の配管化粧カバー(SF-77-500-K)を用意しました。 長年ダクトやインテークとして使っている樹脂のホースです。 様々な大きなが選べますが 77の口径がベストというかちょうど良かったです。 SF系とLDF系がありますがつなぎ目の形状が違うだけですが 形状的にインテークとして使うにはSFの方が適していると思います。 500の数字は長さです。 |
それではさっそくボックスの下側を先に加工していきますよ。 まずはこの飛びだしたホースの取付口をノコで切り落とします。 |
切り落とすとこんな感じになりました。 次は30パイのホルソーを使って穴を広げます。 電動ドリルだと一瞬で穴が空きますが 樹脂なので手廻しドリルでも簡単に穴が空くと思います。 |
エアコンダクトを当ててみて大きさを見ながら 5ヶ所に荒く穴を開けました。 少し狭めに穴を開けるのがコツです。 |
出来るだけ大きいカッターナイフを使って穴を整えます。 ここで穴の大きさを微調整をするので ドリルを使っての穴開けの時は狭めに開けるのです。 エアコンダクトのくびれ部分がちょうど切り口に 合うように削り落としますよ。 ボックスの加工はこれで完了です。 |