SUZUKI アルト F ラムエアーインテークシステム Vol.2 |
次はインテークホースの加工です。 これはインテークの完成版の写真ですが 重さが約80gほどになりますよ。 まずはダクトホースの端から350ミリの所を カッターナイフかハサミで切り落とします。 つなぎ目のくびれ部分にそって切ると簡単に切れますよ。 380ミリくらいに長めに切った方が失敗しにくいので 後から長さを調整しても良いですね。 |
ハサミを使って先端部分を斜めにカットします。 アルトはボンネットとバンパーグリルの隙間から空気が入るので 下斜め方向からの空気を全て受け止める為に 上側を長くしています。 延長させる事でボンネットと先端部分を密着させる事が出来るので 空気が逃げる隙間が出来ないのです。 |
先端部分の上側にビニルテープを貼っておきます。 ここはボンネットと密着する所なので ボンネットにキズが付かないようにする為です。 写真よりも広めに貼っておいた方が良いですね。 |
反対側のホース部分は逆に下側を長くして斜めにカットします。 その理由は・・ |
このように穴を開けた上部分はエアクリーナーフィルターがあるので これを避ける為に上側をカットするのです。 |
先ほど開けた穴にホースを通してみたり エアクリーナーフィルターを付けてみて フィルターとの干渉具合を見てカットする量を調整してください。 こんな感じに仕上がったら完成です。 ホースとボックスの隙間が 大きく空いていなければそのままでも良いのですが しっかり密封させたい場合は写真のように まわりの隙間にセメダインXを塗って 完全に固まるまで1日放置します。 セメダインXは固まると硬いゴムのような状態になりますよ。 セメダインで固めた後は調整が出来なくなるので 実際に車体に取り付けてみて ホースの長さなどに問題がなければ 仕上げにセメダインで固めて下さい。 |
という事でこんな感じに仕上がります。 開口部の大きさは純正と比べて2倍以上で さらに曲がりがないストレートなダクトなので ダイレクトに空気が押し込まれます。 雨の進入の問題ですが豪雨の時に走っても 全く問題ありませんでしたが 洗車する時に高圧洗浄機の水を使う時は ボンネットの隙間に向かって水をかけないように注意が必要です。 とにかく純正のインテークホースよりも空気が入りやすい分だけ 水も入りやすいと思って行動した方が良いですね。 基本的には純正ボックスを使っているという事で ボックスの低い所にある水抜き穴から 水が抜けるようになっていますよ。 |
ちなみに撤去した純正のインテーク部分は 422gだったので344gの軽量化が出来ますよ。 |