SUZUKI アルトワークス ラムエアーインテーク Vol.2

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アルトワークス用ラムエアーインテーク

あとはダクトと車体が触れるラジエターコアサポートの所に

適当なテープを貼って傷が付かないようにしてから

リピートタイでダクトが動かないように緩く固定しておきます。

 
HA36Sアルトワークスエアクリボックス外し

NAとは違いターボ車だとタービンからの熱で

樹脂のダクトがフニャフニャになるので

薄いアルミ断熱シートを使って巻いておきます。

ガスコンロまわりに敷くシートでも代用出来ますよ。

ゲリラ豪雨の時に走っても全く問題ありませんでしたが

斜め下からの水だとダクトに入ってしまうので

くれぐれも洗車の時には注意して下さい。

エアクリーナーボックスには水抜き穴が空いていますが

大量の水を入れるとエアフィルターが濡れてしまいます。

 

上:純正エアクリーナー  下:ラムエアーインテーク

それでは走行テストを行います。

HKSのパワーフローなど

様々なインテークレイアウトをテストしましたが

結局、純正エアクリーナーがもっとも速かったので

今回はラムエアーインテークとノーマル時の加速を比較してみます。

それでは同時にスタートです。

 

アクセルを全開にして加速し始めですが

すでに少しだけ差が出ていて

スピードメーターでは分かりにくいのですが

下のラムエアーインテークの方がエンジン回転数が少し高いのと

それと同時にブーストの立ち上がりも早いですね。

 

最初についたほんの少しの差を引きずっている感じで

スピードメーターを見ると

下のラムエアーインテークの方が微妙に早いですね。

 

時速100Km/hに先に到達したのは

下のラムエアーインテークですが

最初についた差のままですね。

 

ずーっと同じ感じなのでここでテストを終えますが

最後まで最初の出だしでついた差を引きずった感じでした。

つまり、アクセル全開時の加速力は両方とも全く同じでしたが

アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスでは

ラムエアーインテークの方が良いという結果になりました。

 

ラムエアーインテークのインプレッション

まずはボンネット前で吸気音を収録してきたのでどうぞ・・

純正エアクリーナー

ラムエアーインテーク

パワーフロー(むき出しフィルター)

純正エアクリーナーではアクセルオフ時の

空気の吹き返し音はほとんど車内には聞こえないのですが

HKSのパワーフローでは逆にうるさいと思えるほどの

吹き返し音でした。

今回のラムエアーインテークは正に理想的な

心地の良い音量で吹き返しの音が車内に聞こえてきます。

今回収録した吸気音はアイドリング時なので

タービンによる加給がほとんど行われず

分かりにくいのですが

その丁度良い吸気サウンドがラムエアーインテークの

一番の長所かもしれませんね。

今回のような走行テストでは

アクセルレスポンスが向上しても

最初のほんの一瞬だけの効能ですが

何度もアクセルを踏み直すワインディングやサーキットでは

レスポンスの良さがタイムに繋がりますし

何より加速する気持ち良さにも繋がります。

 

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