SUZUKI アルトワークス リアショック(4WD)の交換 Vol.2

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HA36Sローファースポーツ純正リアショック比較

それでは取付作業に入ります。

主に2WDと4WDの作業の違いは

ジャッキアップポイントが牽引フックかデフケースかの違いと

4WDではラテラルロッドから飛び出した板状の棒によって

左側のリアショックの下側にあるボルトが抜けなくなっています。

とりあえず車体を持ち上げる前に

赤矢印のラテラルロッドを固定しているナットと

左右にあるショックの下側の六角ボルトを少しだけ緩めておきます。

写真でも分かるようにラテラルロッドからの突起物があるので

左側のショックだけメガネレンチで緩めた方が良いですね。

 

次は内張を外して左右のリアショック上部が見える状態にしますが

内張の外し方の詳細は

ここのページで紹介してるので飛ばしますよ。

 

とりあえずモンキーレンチを使ってネジを抑えながら

メガネレンチでナットを少しだけ緩めておきます。

 

デフケースをメンテナンスジャッキで持ち上げます。

必ず分厚いゴムを間に挟んで下さい。

 

リア側のサイドシルにある

指定ジャッキポイントにウマをかませます。

念の為に前輪にはクルマ止めを使った方が良いですよ。

 

それからメンテジャッキを下ろしていき

ほんの少しだけ支える状態にします。

 
HA36Sローファースポーツ純正リアショック比較

先ほど緩めておいたラテラルロッドのナットを完全に外し

手前にスライドさせて下ろし

左右のリアショックの六角ボルトも完全に外します。

ラテラルロッドは片側を外しても

右側のブッシュが効いているので完全に下には落ちません。

メンテジャッキでデフケースをちょうど良い支え方をすると

ショックのボルトに荷重が乗らなくなるので

簡単に外せるようになります。

 
HA36S純正リアショック2WD4WD比較

下からショックを支えながら上側のナットを完全に外せば

下からショックを外す事が出来ます。

 
HA36S純正リアショック2WD4WD比較

新しいショックを下から差し込んで上側のナットを仮止めして

赤矢印のボルトとナットも仮止めしておき

車体を下ろしてから本締めします。

 

ショック上側のナットも車体を下ろしてから本締めします。

 
HA36Sローファースポーツ純正リアショック比較

KYB ローファースポーツプラス ワークスでのインプレッション

普段は減衰力の設定を最弱の1で走っているので非常に快適です。

これだと助手席や後部座席の人から

文句が出ることがほとんど無くなると思います。

普段を1の設定で走っていると

最強の14の設定にするには

ダイヤルを左側に1クリック分だけ回せば良いので簡単ですし

手を伸ばせば簡単に届く所にダイヤルがあるので

走ってさえいなければ気軽にいつでも減衰力が替えられます。

当然ですが、リアの減衰力を落とすと乗り心地とは引き替えに

ステアリングのレスポンスは悪くなり

アンダーステアな旋回挙動になりますが

そのアンダーステアを改善する為に

リアスタビライザーを作ったので

その問題は解決出来ます。

しかし、リアショックの減衰力を弱めただけでは

乗り心地を改善するにも限界があるので

根本的に乗り心地を解決するには

フロント側のショックの減衰力も調整する必要がありますね。

 
 
 
 
 

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