SUZUKI アルトワークス ICウォータースプレー Vol.4

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HA36Sアルトワークストラストインタークーラー

左側にあるワイパースイッチの先端を下側に捻ると

インタークーラーのウォータースプレーが可動します。

スプレー用のスイッチを追加している訳ではないので

助手席の人にもウォータースプレー冷却システムの存在が

バレる事はありません。

 
ウォータースプレー冷却システム

まずは大きいダクトの方から

ウォータースプレーぶしゃ~~~!

 

小さい方のダクトでもウォータースプレーぶしゃ~~!

誰かに噴射してもらってダクトの中を確認するか

ダクトの入口にスマホ等を置いて録画して

ノズルの向きを微調整してください。

ちなみにこれはソニーのアクションカムをダクトの中に入れて

運転席からスマホでリアルタイムにモニタリングしています。

 

上: ウォータースプレー噴射済み 下:スプレー無し

それではウォータースプレーの効果を試す為に

走行実験を行います。

上側は走行前にウォータースプレーを1秒ほど噴射し

走行中は一切使いませんでした。

下側はウォータースプレーを使っていない状態です。

1回目の計測が終わった後にクーリング走行を入れたすぐ後に

ウォータースプレーを使っての2回目の計測に入ったので

外気温度は同じです。

同時にスタートして時速80Km/hに到達する時には

INT(吸気温度)は3度ほど低い事が分かりますね。

 

さらに加速を続けて時速100Km/hに到達する時にも

まだ3度ほど低い吸気温度を保っています。

 

時速120Km/hに到達する時にもまだ3度ほど

低い吸気温度を保っていました。

噴射している水はエンジンルームにある

生暖かいウォッシャータンクの水なので

水の温度によってインタークーラーが冷えている訳ではなく

空気よりも20倍以上ある高い熱伝導率と

気化熱によってインタークーラーの冷却効果が上がっているので

インタークーラーを水でベタベタにしなくても

1秒ほど噴射すれば十分に効果がありました。

 
アルトワークスインタークーラーダクト

ウォータースプレー冷却システムのインプレッション

ウォータースプレーによって

インタークーラーの冷却性能が向上する事は

走行実験でも実証出来ましたが

走行実験のスピードメーターを見ても分かる通り

吸気温度が低くなったとしても

64馬力規制によりECUがエンジン出力を抑えていると思われるので

吸気温度が40度を下回る

冬の時期では加速が速くなる事はありませんでしたが

吸気温度が高くなる夏場の走行では

加速力の低下を確実に和らげる事が出来ます。

 
 
 
 
 

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