SUZUKI アルトワークス ICウォータースプレー Vol.4 |
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左側にあるワイパースイッチの先端を下側に捻ると インタークーラーのウォータースプレーが可動します。 スプレー用のスイッチを追加している訳ではないので 助手席の人にもウォータースプレー冷却システムの存在が バレる事はありません。 |
まずは大きいダクトの方から ウォータースプレーぶしゃ~~~! |
小さい方のダクトでもウォータースプレーぶしゃ~~! 誰かに噴射してもらってダクトの中を確認するか ダクトの入口にスマホ等を置いて録画して ノズルの向きを微調整してください。 ちなみにこれはソニーのアクションカムをダクトの中に入れて 運転席からスマホでリアルタイムにモニタリングしています。 |
上: ウォータースプレー噴射済み 下:スプレー無し それではウォータースプレーの効果を試す為に 走行実験を行います。 上側は走行前にウォータースプレーを1秒ほど噴射し 走行中は一切使いませんでした。 下側はウォータースプレーを使っていない状態です。 1回目の計測が終わった後にクーリング走行を入れたすぐ後に ウォータースプレーを使っての2回目の計測に入ったので 外気温度は同じです。 同時にスタートして時速80Km/hに到達する時には INT(吸気温度)は3度ほど低い事が分かりますね。 |
さらに加速を続けて時速100Km/hに到達する時にも まだ3度ほど低い吸気温度を保っています。 |
時速120Km/hに到達する時にもまだ3度ほど 低い吸気温度を保っていました。 噴射している水はエンジンルームにある 生暖かいウォッシャータンクの水なので 水の温度によってインタークーラーが冷えている訳ではなく 空気よりも20倍以上ある高い熱伝導率と 気化熱によってインタークーラーの冷却効果が上がっているので インタークーラーを水でベタベタにしなくても 1秒ほど噴射すれば十分に効果がありました。 |
ウォータースプレー冷却システムのインプレッション |
ウォータースプレーによって インタークーラーの冷却性能が向上する事は 走行実験でも実証出来ましたが 走行実験のスピードメーターを見ても分かる通り 吸気温度が低くなったとしても 64馬力規制によりECUがエンジン出力を抑えていると思われるので 吸気温度が40度を下回る 冬の時期では加速が速くなる事はありませんでしたが 吸気温度が高くなる夏場の走行では 加速力の低下を確実に和らげる事が出来ます。 |
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