SUZUKI アルトワークス インタークーラーダクトの改良 Vol.1

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アルトワークス純正インタークーラーダクト

今回はアルトワークスの社外品インタークーラーの

ダクトを改良します。

トラストのインタークーラーは

このように純正のダクトを流用するので

大型のインタークーラーの全体を冷やすことが出来ません。

今回はインタークーラーの面積に合った大きさの

ダクトに変えて冷却性能をアップさせてみます。

 

インタークーラーのダクトカバーの前面にあるフタを外して

カバーの面積全体を覆えるダクトを探してみると

因幡電機のエアコン配線を隠す化粧カバーの

SF-100-800-Kを幅の広い方に使い

仕切りを跨いで狭い方にSF-77-500-Kを使うと

丁度良かったので今回使ってみたいと思います。

カバーの仕切りを切断するか折り曲げて

一本の大きなダクトを通すのも一つの手なんですが

なかなかピッタリなダクトを探すことが出来ませんでした。

 
エプトシーラー

あと、空気を導入する効率を高める為に

日東のエプトシーラーを使いました。

これは自動車の純正部品にも使われる素材で

気密性を高めるには最適な素材です。

様々なサイズの物がありますが

20mm厚の分厚い方と

5mm厚の薄いのを使いました。

 
HA36S純正インタークーラーダクト

まずは純正のインタークーラーのダクトを量ると357gでした。

 

今回使う因幡電機のダクトを量ると131gでした。

実際に使う量はこれの半分程度になります。

 

それではさっそく作業編です。

作業自体は車体にインタークーラーを

取り付けた状態でも行えますよ。

まずはインタークーラーからダクトカバー部分を外し

前面にあるフタの部分を外します。

 
アルトワークストラストインタークーラートラストインタークーラー

するとこんな感じになりました。

 

ダクトカバーを車体に戻し

ダクトを突っ込んでグリルの末端とツライチになるように

カッターナイフかハサミを使って丁度良い長さにカットします。

 

ダクトのインタークーラー側は

ジャバラ状になっている第一関節部分を

インタークーラーの溶接の出っ張りに引っかけて固定します。

 

これは別にやらなくても良い加工なんですが

カッターナイフかハサミでインタークーラーに引っ掛ける

第一関節部分のフチを少し削る事で

流れてきた空気が

インタークーラーの端まで当たりやすくなります。

 

ダクトをダクトカバーに突っ込んだ時に出来る

隙間を埋める為に20mmの高さがあるエプトシーラーを使います。

 

ダクトの端にエプトシーラーを貼り付けると

丁度良い感じで隙間が埋まります。

細いダクトの方はこれから突っ込もうとしている所です。

 

仕上げにダクトの下側に出来るインタークーラーとの隙間に

アルミテープを貼る事で隙間を埋めると同時に

ダクトが動かないように固定されます。

下側だけにアルミテープを使う事で

アルミテープを見せないようにしています。

 

ちなみにエプトシーラーを使わずに

アルミテープだけを使ってダクトを固定すると

こんな感じで一気に自作感が出て一気に貧乏臭くなります。

 

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