SUZUKI アルト リアピラーバーの取付 Vol.3 |
ピラーバーのインプレッション |
という事で今回はNAのアルトと アルトワークスに2本のピラーバーを入れてみましたが まずピラーバーの効能としては ステアリングのレスポンスが良くなったり 主にフロントタイヤの接地性が良くなります。 あとはサーキット等を走る事で 強い横Gをボディにかけ続けるとボディが歪んで リアハッチがだんだん締まりにくくなるのですが それを防ぐ事も出来ます。 NAのアルトにピラーバーを1本どちらかに入れた時は 明らかにボディ剛性が高くなった事を体感出来ましたが 2本目を入れてもそんなに違いが分からなかったので ハイグリップタイヤでサーキットを走らない場合は どちらか1本で十分だと思いました。 もともとリアハッチまわりが補強されているアルトワークスでは どちらか1本のピラーバーを入れると 確実に剛性がアップするのは分かるのですが NAのアルトほど激変する事はなかったので 取り付けた時の感動が薄いのが残念でした。 しかし、これを取り付けておかないと アルトワークスと言えども激しい走りを繰り返せば 確実にリアハッチの閉まりが悪くなるので 曲がっていないボディを維持する為にも ボディが曲がる前に取り付けておいた方が安心ですね。 |
どちらか一本のピラーバーを入れるとなると やはりシートベルトアンカーに取り付けるタイプの方が 気軽に取付が出来るのですが 後部座席に人が座るとなると 頭がピラーバーに当たるかどうかの所にあるので パッドのような物を巻く必要がありますし 座高の高い人だと確実に頭がバーに当たります。 ストレートタイプと比べて 剛性アップの効果は薄れますが 後ろに人を乗せる場合は頭部のスペースを確保した スクウエアタイプのピラーバーの方が安心ですね。 |
逆にシートベルトの根元に取り付けるピラーバーだと 後部座席に全く影響しないので 頻繁に後ろに人を乗せる場合には最適なピラーバーなんですが 後部座席を倒して大型の荷物を載せるときには邪魔になります。 荷物を優先するのか、人を優先するのかで 最適なピラーバーは変わってきますね。 |