SUZUKI アルト リアブレーキシューの交換 Vol.1 |
今回はアルトFのフロント側のブレーキパッドを交換します。 フロントのディスクブレーキとは違い リアのドラムブレーキでは NAのアルトもアルトワークス(ターボRS)も共通です。 今回は前後ブレーキバランスをリア寄りにする為に リアのブレーキシューには強力な制動力を 発揮しそうなシューを使います。 という事で用意したブツは DIXCEL(ディクセル)のRGS type(RGS-3751998)です。 |
それでは作業編です。 ATならPレンジに入っていると思いますが MTならギアをバックに入れ前輪には念の為に車止めを噛まし 後輪のナットを少しだけ緩めてから車体を持ち上げます。 FFならリアの牽引フックからメンテジャッキで持ち上げます。 |
4WDならデフケースを持ち上げます。 |
持ち上がったらリアドア下のサイドシルにある 指定ジャッキポイントにウマをかませてから後輪を外します。 |
ちなみに車体の片側ずつ持ち上げても作業が行えるので 車載のパンタジャッキや油圧ジャッキを使って サイドシルを持ち上げても良いのですが パンタジャッキだと不安定なので どうしても使う場合は 保険の為にもジャッキの横に外したホイールを敷いておきます。 |
それでは作業開始ですが ちなみにサイドブレーキを掛けていると ドラムカバーが外せなくなるので解除しておきます。 |
まずは両手を使って左右均等に ドラムカバーを手前にスライドさせて外します。 |
長年走らせているとドラムカバーが固着する場合があるので 手で外せない場合はM8の出来るだけ長いボルトを2本使い ネジ穴から左右均等にボルトを押し込んでカバーを外します。 |
ドラムカバーが外れました。 |
ちなみにこちらは4WDモデルのドラムブレーキです。 エンジンの駆動力が伝わる4WDでは ハブボルトまわりが明らかに分厚く補強されているので 作業内容自体はFFモデルのアルトと全く同じなんですが 作業性はFFモデルよりも悪くなります。 |