SUZUKI アルト F エンジンルームの防音処理 Vol.1 |
今回はアルトFのエンジンルームに防音処理を施し 車内を静かにしてみます。 NAのアルトはターボRSやアルトワークスのターボ車と比べると どうしても1000回転ほどエンジンを多めに回さないと 加速力を得られないので 騒がしい3気筒エンジンの音がより多く車内に入ってくるので 今回はエンジンルーム内の防音処理を行います。 という事で今回用意したアイテムは イノアックのカームフレックス F2で サイズは10ミリ厚の1000ミリ×2000ミリのロールです。 スポンジ状の吸音材で音響施設から 自動車まで様々な所に使われている素材です。 |
今回は1ロール全てをほぼ使い切りますが 全て使った時の重量は包装分を省くと509gになります。 |
まずはもっとも防音効果が期待出来る フロントフェンダーから車内に繋がる隙間を埋めます。 端から300ミリの所を切り落とし 300×1000の大きさのを2つ作ります。 |
それをロール状に巻いてから突っ込みます。 出来るだけ小さくして回転させながら奥に突っ込みます。 |
切り目が下になるように固定するとこんな感じになります。 出来るだけ奥に突っ込んで 隙間が全て埋まるように広げてください。 |
次は右側のフェンダーの隙間を埋めます。 まずはウォッシャー液のホースジョイントを先に外しておきます。 |
同じように丸めて回転させながら奥まで詰めますが ここの隙間は左側のフェンダーより狭いですよ。 |
最後にホースを繋ぎ直すと作業完了です。 このフェンダーの隙間埋めは NAのアルトだけでなく ターボモデルのアルトにも有効です。 |
次はボンネットインシュレーターを作ります。 無数に空いている穴を利用してカームフレックスを固定します。 |
ボンネット裏の窪みのサイズに合わせて 適当に1100ミリ×380ミリほどにカットします。 |
カームフレックスがボンネットの中心にくるように 押し付けながらクリップ(ファスナ)を押し込んで留めます。 |
ちなみにカームフレックスを固定するのに使っているのは 7ミリの太さのクリップです。 |
このリベットタイプのクリップも7ミリタイプだと使えますよ。 先をニッパー等でカットする事で 浅い穴の所にも使えるので万能です。 ただ、外す時には内張外しを使わないと外れにくいんですけどね。 |
ボンネットの窪みに合わせてハサミでカットして形を整えます。 端がどうしてもびろ~んと落ちてくるので・・ |
端にだけ両面テープを使います。 このメンテナンスデータをどうしても見たい場合は ここだけ切り取って下さい。 |
これでカームフレックス仕様の ボンネットインシュレーターが完成しました。 |