SUZUKI アルト F エンジンオイル&フィルター交換 Vol.1 |
今回はアルトFのエンジンオイルとオイルフィルターを交換します。 自分でオイル交換をするメリットは まず、ネットで安いオイルを買えたり 近所の店に売っていない銘柄のオイルも試せる所ですね。 あと、お店での無駄な待ち時間を味わう必要がないのも大きいです。 今回は、15分以内で楽にオイル交換が出来る 手動ポンプを使っての上抜きと ドレンボルトを外してオイル交換をする 普通の下抜きの両方を行いますよ。 用意した材料は・・ まずオイルはNAエンジンなので 出来るだけエンジンの回転が軽くなる為に 0W-16のエンジンオイルを用意しました。 0W-16は基本的に100%合成油なので どの銘柄を選んだとしても高性能ですよ。 ちなみに0W-16はアルトの取説でも推奨している粘度のオイルです。 オイルフィルターは価格が安い無名のフィルターを使いました。 ドレンボルトのパッキンはM14のサイズで スズキ車は銅のワッシャーが採用されていますが 一般的なアルミのワッシャーでも問題ありませんでした。 あと、廃油処理の為に廃油ボックスを用意します。 |
それでは最速でオイル交換が完了する 手動ポンプを使ったオイル交換からやりますよ。 この便利さを一度味わったらもう下抜きには戻れません。 |
エンジンルームを開けて オイルレベルゲージを抜きます。 レベルゲージには当然ですがオイルが付着しているので キッチンペーパー等を当てながら抜き取ります。 ちなみに夏場ならそのままオイル交換を行って良いのですが 寒い時期だと事前にアイドリングを5分くらい行って エンジンオイルを先に温めておいた方が スムーズにオイルを吸い取れますよ。 |
そこから手動ポンプのホースを入れていきます。 底まで入れますが想像よりかなり深いと思います。 底まで付いたと思ったらコンコンと底を突いてみて オイルパンの所から音がしたら確実に底に到達していますよ。 途中で止まる場合はホースを軽く上下に抜き差しながら ホースを回して方向を変えながら差し込みます。 |
後は重くなるまで手動ポンプを スコスコシュポシュポします。 ポンプが重くなったら圧力が高まった証拠なので 放っておくと勝手にオイルが流れ込んできます。 オイルの勢いが無くなったら再びポンプをスコスコします。 なのでずーっとスコスコする必要はありませんよ。 底まで抜けたらオイルに気泡が混ざってくるので分かります。 |
キッチンペーパー等を当てながら ポンプのホースを抜き取ります。 オイルを入れる作業は後に詳しく説明していますが 後は規定量のオイルを入れるだけで作業終了です。 |
最後にタンクに貯まったオイルを廃棄ボックスに移します。 上抜きだと慣れれば15分以内で作業が終わりますし ドレンパッキンの部品代も浮きますね。 |
ちなみに手動ポンプで上抜きした後に 下のドレンボルトを外して下抜きしてみると これくらいのオイルが落ちてきました。 拘っている人はこの少量のオイルを抜き取る為に わざわざ下から抜く訳ですよ。 オイルの交換サイクルが早い人なら 上抜きでも良いと思える量ですよね。 しっかり1万キロ走ってからオイル交換する人は オイルも相当汚くなっているので この量でも新品のオイルには混ざって欲しくないですよね。 |