SUZUKI アルト F　車高調のセッティング　Vol.2

次はリア側の車高の調整です。

車体を持ち上げる前に

ショックの下側のボルトを緩めておきます。

リア側もまずは工場出荷時の状態を記録しておきます。

バネだけでなくショックの方も測ります。

まずはショックの長さから調整します。

砂利や砂をネジ部分から除去しておきます。

ここにシリコンスプレーは特に必要ないですね。

それからリングを右側にまわして緩めます。

それからショックの下にあるボルトを外し

黄矢印の部分を回してショックの全長を変えます。

右に回すと短くなり左に回すと伸びるので

車高を上げたい場合は伸ばします。

とりあえずショックはこのまま放置しておきます。

次はスプリング側です。

ここもネジ山を清掃しておきますが

シリコンスプレーは特に必要ないですね。

アジャスターのリングをロックしている樹脂製のネジを緩めたら

素手でリングを回しますが

ショックの全長を変更した長さと同じ分だけ変更します。

ショックを10ミリ伸ばしたら

ここのリングも左に回して10ミリ下に移動させる事で

車高が10ミリ上がります。

逆にショックの長さと

スプリング側のアジャスターの調整量を合わせない事で

スプリングのプリロードを変更する事が出来ますが

フロント側とは違い、プリロードが弱すぎると

スプリング自体が外れてしまう可能性があります。

調整が出来たらリングのネジを締めます。

このネジは樹脂製なので軽く締めるだけで良いですよ。

最後にショックの下側のボルトを仮止めして

車体を下ろしてから本締めします。