SUZUKI GSX-S1000 エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はGSX-S1000のエンジンオイルと オイルフィルターを交換しますが まずは必要なアイテムとして・・ エンジンオイル1L缶×3~4本 エンジンオイル交換のみだと2.8Lなので3本で済みますが オイルフィルターを交換する場合は3.2Lなので4本必要です。 今回は在庫しているホンダ純正の100%合成油を使いました。 ドレンワッシャー(純正型番:09168-14002) スズキ純正のドレンワッシャーは外すのが大変なので 今回は社外品を使いますが 14mmのドレンワッシャーなら何でも使えますよ。 オイルフィルター(純正型番:16510-07J00) カートリッジ式のフィルターで各社から発売されていますが その時々でもっとも安いフィルターを買っています。 それと廃油を処理する為に 4Lサイズの廃油処理ボックスを用意します。 |
ちなみにオイルフィルターと ドレンワッシャー、フィラーキャップのパッキンがセットになった デイトナのパーフェクトセット(S-32)もあるので アマゾンだとタイミングによっては オイルフィルター単体よりも 価格が安い時があるのでお得に買えますよ。 |
それでは作業編ですが エンジンオイルのドレンボルトはここにあるので 車体左側から作業を行います。 火傷のリスクがあるので 走ったすぐ後にオイル交換をするのは避けた方が良いですし マイナスの気温など極端に寒い季節でない限り 予めエンジンオイルを暖める必要はないと思います。 |
ちなみにエンジンオイルを抜く前に 車体右側にあるオイルフィラーキャップを外しておくと 大気圧が掛かるのでより勢いよくオイルが排出できますよ。 |
それではまず17ミリの工具を使って オイルドレンボルトを半周ほど緩めます。 |
それから真下に5Lサイズ以上のオイル受け皿を置いて あとは素手でドレンボルトを外します。 絶対に手をオイルで汚したくない場合は 使い捨ての手袋を使って下さい。 |
ちなみに直接廃油処理ボックスを下に置いても 作業が出来るのですがオイル受け皿よりも高さがあるので 多少は作業がしずらくなりますね。 |
排油口は車体の前に向かっているので オイル受け皿や排油ボックスは前側にシフトして置きます。 |
オイルを排出している間に オイルドレンボルトのドレンワッシャーを新品に交換しますが ドレンボルトは鉄粉を付着させるマグネット付きなので とりあえずペーパータオルで奇麗に清掃してから 潰れた古いドレンワッシャーを外します。 スズキ純正はカツカツサイズなので 外すのに苦労するというか、ここが今回の作業の山場です。 まずは出来るだけしっかりワッシャーを掴める ウォーターポンププライヤーかネジザウルスを使って ワッシャーを横から掴むのですが 力を入れすぎるとワッシャーが変形して外れにくくなるので 適度にワッシャーを掴みながら 17ミリのソケットにラチェットハンドルを付けて ボルトを回してワッシャーをネジ山から外します。 |
潰れたドレンワッシャーが外れたら 新品のドレンワッシャーを付けますが ちなみに今回はPIAAのスズキの4輪用の アルミワッシャーを使っていますが PIAAは少量を買いたい時には良いのですが どうしても割高になるので ドレンワッシャーはまとめ買いをした方が圧倒的にお得だと思います。 |
排油の勢いがポタ・・ポタの状態になったら ペーパータオルで排油口を拭いてから 素早くオイルドレンボルトを元に戻します。 |
とりあえず素手で締められる所まで締めます。 |
仕上げに工具を使って1/8回転ちょい締めます。 規定締め付けトルクは23N-mですが・・ 規定トルクはあくまでオイルがドレンワッシャー等に 付着していない時のトルクなので オイル等でワッシャーとエンジンとの間の摩擦抵抗が 軽減している状態では締め付け過ぎてしまう事がありますよ。 オイル交換のみの場合はVol.3まで飛んで下さい。 |