SUZUKI GSX-S1000 オイルフィルター交換 Vol.2
次はオイルフィルターを交換しますが
このままでも作業が出来ない事もないのですが
作業効率を良くする為にも
手前に見えるアンダーカバーを先に外します｡
アンダーカバーは2本の六角穴のボルトで
固定されているので外します｡
アンダーカバーが外れると
こんな感じになるので作業がしやくすなります｡
先にオイル受け皿を
オイルフィルターの真下に移動させてから
オイルフィルターにしっかり差し込みます｡
150mm程度のエクステンションバーを使って
エキゾーストパイプの隙間から通して
オイルフィルターレンチを回します｡
まずは3週程度緩めますが･･
オイルフィルターは非常に柔らかい素材なので
フィルターレンチがオイルフィルターのネジ山に噛んでしまい
外せなくなる事があります｡
それを防止する為に1週程度緩めてから一端､
締める方向にハンドル部分に
トントントンとグーで振動を与えて外れやすくしてから
もう1度､3週程度オイルフィルターを緩めます｡
それでも外れない場合は
細くて硬い工具か､M10のボルトを使って
フィルターレンチの穴からオイルフィルターを押し出します｡
緩まったらあとは素手で外せます｡
オイルフィルターを緩めていくと
オイルが垂れてきます｡
外したオイルフィルターの中にも
オイルが貯まっているので
こぼさないように下の受け皿に傾けてオイルを出します｡
オイルフィルター内のオイルを完全に出し切るには
そこそこ時間が掛かるので
廃油処理ボックスの中で下に向けて放置しておきます｡
オイルフィルターは燃えないゴミなので
後で取り出してオイルとは別に処分します｡
新しいオイルフィルターを用意しますが
まずはリング状のパッキンを確認して
グリスが塗られているかどうかを確認します｡
パッキンが乾いていたら廃油に付けて
パッキン全体を軽く湿らせますが
オイルフィルターの中心部分にあるネジ山にも
オイルを付着させた方が良いですね｡
オイルがほとんど垂れてこなくなったら
オイルフィルターのパッキンが密着する
リング状の所をペーパータオルを使って清掃します｡
新しいオイルフィルターを装着しますが
まずは素手で締められる所まで締めます｡
仕上げに工具を使って1/8回転ほど締めます。
規定締め付けトルクは20N-mです。
エキゾーストパイプに垂れたオイルが残っていると
火災になる事もあるので
パーツクリーナーを使って油分を除去しておきます。