SUZUKI GSX-S1000 USB電源の取付 Vol.1 |
今回はGSX-S1000にUSB電源を取り付ける作業です。 スマホの時代にUSB電源が無いバイクでは どこにも行くことが出来ないという事で・・ 今回用意したアイテムは デイトナのUSB電源(93039)です。 出来るだけ目立たない シンプルな1ポートタイプを選びました。 |
まずは車体にあるACC電源の確保から始めますが リアシートを外すと車体右端に 黒い防水2Pコネクターがあるのでリピートタイを緩めてから 青いビニルテープを剥いで解放させます。 |
あとはコネクターのツメを押し込みながら キャップ代わりに使われている オス側のコネクターを外せば使える状態になります。 |
ACC電源の黒い2Pコネクターから電源を取る方法ですが まずはプランAとして 比較的電力を食わない機器を 2~3台程度取り付けるのに適した キジマの電源分岐ハーネス(304-7150)を使う方法です。 これを2~3本買って直列に繋げても良いですし ギボシ端子を分岐させると安く済ませられます。 ただ、些細な問題点としては GSX-S1000用として売られていますが これは初代のGSX-S1000用と思われ EK1AA型のGSX-S1000では 実はプラスとマイナスが逆なので そのまま車体に繋げると黒がプラス(ACC電源)になり 赤がマイナスになります。 もちろん付けた人が逆になった事を認識して プラスとマイナスを逆にして機器に接続すれば 何の問題もないのですけどね・・ |
色が逆になるのはどうしても許せないという方は 小さな精密ドライバーのマイナスを使って 矢印のロックを端子から浮かせると 後ろから端子部分を抜き取れるので コネクターを入れ替えて修正します。 |
オス側もメス側も同じやり方で このように090型端子を抜き取れるので 左右を入れ替えて端子を押し込みカチっとロックさせて 接続させるだけです。 |
これでプラスマイナスが逆になったので EK1AA型GSX-S1000用の電源分岐ハーネスになりました。 ちなみに・・ヤマハ用の電源分岐ハーネス(304-7148)を使えば スズキ用のプラスとマイナスが逆のバージョンなので 余計な作業をしなくてもそのまま使えますよ。 |
後は車体の2Pコネクターに接続するだけで ギボシ端子のACC電源とマイナス(アース)が確保出来ます。 |
次はプランBですが 電気をバカ食いする機器でも何でも 複数台取り付けたい時のもっともリッチなプランで デイトナのD-UNIT(98830)を使う方法で バッテリーから直接電源を供給しながらも ACC電源と連動して動作するので安全です。 ユニットを設置出来るスペースがあれば これを使うのが一番確実ですね。 車体との接続方法は Dユニットから伸びている赤と黒のクワ型端子を バッテリーのプラスとマイナスに直接繋いで 細い赤線のオスのギボシ端子は ACC電源に接続するだけです。 |
EK1AA型のGSX-S1000では 特に置く所には困らないのですが ここに置く事で邪魔にならないと思います。 |
デイトナのDユニットをGSX-S1000に繋げると こんな感じになります。 ギボシ端子のACC電源は手抜きをして キジマの電源分岐ハーネスを使って接続させていますよ。 |