SUZUKI GSX-S1000 USB電源の取付 Vol.2

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090型端子

次はプランCですが

もっともお金が掛からないACC電源の取り方です。

車体と接続するのは

USB電源だけで良いって人には最適ですね。

用意するのは防水(ワイヤーシール付き)の

オスの090型端子(MT・HM)の2本だけで

キャップとして使われていた

防水2Pコネクターをそのまま利用します。

右側に写っているオスメスのギボシ端子

プランAとプランBの場合に使います。

ちなみにグリップヒーターを付けたい場合は

グリップヒーター専用の電源が別に用意されているので

プランCでも問題ないですよ。

 
デイトナUSB電源

それではデイトナのUSB電源を

車体に取り付けられるように端子部分を変更します。

デイトナのUSB電源は中心のコネクター部分を境に

写真左側のUSBソケットとICユニット部分と

右側のヒューズと丸型端子部分の2分割の構造になっています。

今回は車体のACC電源に取り付けるので

写真右側のヒューズや丸型端子部分は必要なく

本来なら赤矢印の所に端子を接続させるのですが

GSX-S1000の場合、ACC電源がリアシート下にある為

遠すぎて写真左側部分だけでは届かないのです。

その為、ケーブルの距離を稼ぐ為にも

青矢印の所に端子を接続させます。

 

それではデイトナのUSB電源に

090型端子を取付する作業を行います。

ちなみにプランAやBの場合はギボシ端子を接続させますが

ほとんど同じ作業です。

まずは丸形端子の根元をニッパーでカットして

ワイヤーシールを通します。

今回作業の例として使っているケーブルは

エーモンのダブルコードですが

デイトナのUSBケーブルの場合

プラスもマイナスも黒色の被覆なので

丸型端子をカットした後は

ケーブルの先にヒューズがある事によって

プラスである事が分かります。

 

電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使って

ケーブル先端の被覆を3~5ミリほど剥きます。

 

電工ペンチを使って端子を銅線部分にかしめますが

ギボシ端子の場合は大きな電工ペンチが使えるのですが

090型端子は小さい電工ペンチじゃないと厳しいですね。

 

090型端子の下側はワイヤーシールと一緒に固定します。

 

プラスとマイナスの両方に端子を取付しますが

090型端子の場合は出来るだけ

端子の向きを合わせた方が良いですね。。

 

車体から外してきた

キャップ(防水2Pオスコネクター)のゴムキャップを外すので

適当な細い棒で押し込んで外します。

写真では細い結束バンドを使っています。

 

ゴムキャップを抜いた所に

圧着した端子を押し込むとカチっとロックされます。

ロックされない場合は向きが間違っているので

端子を180度回転させて差し込み直します。

防水キャップのワイヤーシールが穴に入りにくい場合は

精密ドライバーで押して穴の中に詰めます。

ここで何よりも重要なのはコネクターの穴に対して

プラスとマイナスの接続位置なので

写真を参考に極性は厳守します。

 

これでダイレクトに車体に取付出来る

USB電源になりました。

 

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