GR YARIS リア ストラットタワーバーの取付 Vol.3

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低反発ウレタンスポンジ

今回は内張に穴開け加工を行いませんが

その代わりに内張を作ってみたいと思います。

使った素材は防音材としても使われる10mm厚の

450mm×1000mmの低反発ウレタンスポンジです。

ちなみに10mm厚のウレタンスポンジの重量は175gでしたが

軽量化に拘るなら、半分(87g)の重量になる

5mm厚のウレタンスポンジの選択もありますよ。

薄くなった分、防音能力は落ちますが

価格も半額近く安くなります。

 
GRヤリスRC(GXPA16)リアトリム生地重量

ちなみに本来、穴開け加工を行う

取り外した内張の重量は342gでした。

つまり、10mm厚のウレタンスポンジに変えた場合は

片側で167gの軽量化が出来るので

両側合わせて334gの軽量化になります。

これだと実質、タワーバー分の重量増は500g台に抑えられます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ウレタンスポンジ製内張

ボディにウレタンスポンジを当てながら

ボディの形状に合わせてハサミでカットし

ストラットタワーバーのブラケットの所は

縦に切り目を入れて

薄くて強力な両面テープで重ね合わせ

余った生地部分は前にある内張の中に入れましたが・・

予めウレタンスポンジで内張を作ってから

ブラケットを外から挟むように固定すれば

切り目を入れる必要もないので見た目が美しくなりますね。

 
GRヤリスRC(GXPA16)カーボン製リアストラットタワーバー

こんな感じに仕上がりました。

今回のストラットタワーバーは左右の2点で固定していますが

元々、GRヤリスにはストラットタワーから床に向かって

斜めに補強材が入っているので

合わせて4点で固定しているような感じになりますね。

グリップ力の低い185幅の低燃費タイヤでも

明らかにステアリングレスポンスが上がったので

ハイグリップタイヤを履いてサーキットを走らなくても

街乗りレベルでもストラットバーの効能はしっかり分かりました。

同時にフロントのタワーバーを入れない場合

懸念されるのは前後の剛性バランスが崩れる事なんですが

その症状は微塵にも出なかったので問題は無かったです。

この事から、GRヤリスは

リア側の開口部が広いハッチバックボディなので

フロントよりもリア側の剛性が不足しているようですね。

実際にGRMNヤリスでも

フロントにはタワーバーが入っておらず

リアだけにタワーブレースバーが標準装備されている事から

フロント側の剛性は十分に足りているようです。

 

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