GR YARIS リア ストラットタワーバーの取付 Vol.3 |
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今回は内張に穴開け加工を行いませんが その代わりに内張を作ってみたいと思います。 使った素材は防音材としても使われる10mm厚の 450mm×1000mmの低反発ウレタンスポンジです。 ちなみに10mm厚のウレタンスポンジの重量は175gでしたが 軽量化に拘るなら、半分(87g)の重量になる 5mm厚のウレタンスポンジの選択もありますよ。 薄くなった分、防音能力は落ちますが 価格も半額近く安くなります。 |
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ちなみに本来、穴開け加工を行う 取り外した内張の重量は342gでした。 つまり、10mm厚のウレタンスポンジに変えた場合は 片側で167gの軽量化が出来るので 両側合わせて334gの軽量化になります。 これだと実質、タワーバー分の重量増は500g台に抑えられます。 |
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ボディにウレタンスポンジを当てながら ボディの形状に合わせてハサミでカットし ストラットタワーバーのブラケットの所は 縦に切り目を入れて 薄くて強力な両面テープで重ね合わせ 余った生地部分は前にある内張の中に入れましたが・・ 予めウレタンスポンジで内張を作ってから ブラケットを外から挟むように固定すれば 切り目を入れる必要もないので見た目が美しくなりますね。 |
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こんな感じに仕上がりました。 今回のストラットタワーバーは左右の2点で固定していますが 元々、GRヤリスにはストラットタワーから床に向かって 斜めに補強材が入っているので 合わせて4点で固定しているような感じになりますね。 グリップ力の低い185幅の低燃費タイヤでも 明らかにステアリングレスポンスが上がったので ハイグリップタイヤを履いてサーキットを走らなくても 街乗りレベルでもストラットバーの効能はしっかり分かりました。 同時にフロントのタワーバーを入れない場合 懸念されるのは前後の剛性バランスが崩れる事なんですが その症状は微塵にも出なかったので問題は無かったです。 この事から、GRヤリスは リア側の開口部が広いハッチバックボディなので フロントよりもリア側の剛性が不足しているようですね。 実際にGRMNヤリスでも フロントにはタワーバーが入っておらず リアだけにタワーブレースバーが標準装備されている事から フロント側の剛性は十分に足りているようです。 |