GR YARIS 純正ステアリングの延長 Vol.1

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GRヤリス8速DAT用icodeハンドルスペーサー

今回はGRヤリスの純正ステアリングを延長します。

GRヤリスはペダル位置が浅い所にあるので

乗る人の身長によっては

どうしてもステアリングが遠くなってしまう為

ステアリングを切る度にシートから肩が浮いてしまいます。

その状態ではシートのホールド性も悪くなるので

サーキット等では、まともに運転が出来ませんよね。

という事で今回用意したアイテムは

icode(アイコード)のハンドルスペーサーで

純正のステアリングを50mm延長出来ます。

ハンドルスペーサーには大きく分けてMT用とAT用があり

AT用だと後期型の8速DAT用とMXPA12のCVT用があります。

アマゾンでは取り扱っていなかったので

楽天市場 と ヤフーの価格を参考にして下さい。

 
GRヤリス8速DAT用icodeハンドルスペーサー重量

延長スペーサーの重量を量ると574gでした。

これに2本の延長ケーブルを追加すると

約600gくらいになると思われます。

ちなみにスペーサーは仮組みされた状態なので

車体に取り付ける時には6本の六角穴ボルトを外して

バラバラの状態にしておきますが

樹脂のカバー部分は外さなくても良いです。

 
GRヤリスRC(GXPA16)バッテリーのマイナスターミナル

それでは早速作業編ですが

作業自体は社外品のステアリングを取り付ける作業と

ほぼ同じ作業になります。

まずはステアリングのエアバッグを外す準備として

バッテリーのマイナス端子を外してから30分ほど放置します。

ちなみにバッテリーを外した状態で

リアハッチを締めるとマイナス端子を繋ぐまでは

開かなくなるので注意して下さい。

集中ドアロックは機能しませんが

ドアの施錠は物理キーで行えます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ホーン取り外し左側の穴

そしてステアリングは真っ直ぐの状態にしておきます。

ステアリングを外す作業の場合は

これが一番重要になります。

まずはステアリングの中心にある

エアバッグ(ホーンボタン)を外すので

ステアリングにある3つの穴から

マイナスドライバーや六角レンチを差し込んで

ロックを解除します。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ホーン取り外し右側の穴

車体の右側はここに穴があり

3つのロックを解除します。

最近のトヨタ系の車輌は、この固定方法なので

他の車両で既に作業を体験済みの方は

2~3分くらいで外れると思うのですが

外す感覚が全く分からない方だと

1時間くらい掛かる可能性があります。

そうならない為にも透視するかのような

参考写真を載せるので

写真と同じように工具を差し込む角度を合わせて下さい。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングエアバッグのロック解除

エアバッグを外すとこんな感じになっていますが

ここの棒状のバネを押すことでロックが解除され

ボコン!とバネ圧によってホーンボタンが手前に浮きます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)エアバッグのロック解除

まずは9時3時の位置にある穴ですが

左右とも同じ位置にあるので

どちらか一ヵ所が外れると

もう片方はあっさり外れると思いますが

工具を差し込む穴は棒のロック部分より後にあるので

斜め45度くらいの角度で

奥から手前に向かう角度で差し込みます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングホーンのロック解除右

写真では精密ドライバーのマイナスを使っていますが

距離的には穴から数センチの所なので結構近いです。

写真では精密ドライバーの先が

棒状のロックに当たっている状態なので

やはり45度くらいの角度で上に向けてますね。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングホーンのロック解除左

左側も全く同じ距離、角度ですね。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングホーンのロック解除下

最後に下側のロックを解除しますが

先ほどよりも角度が立っていますし

距離も若干遠くなっていますね。

 
精密ドライバー

ちなみにパドルシフトボタンを延長している場合は

工具を動かす時の邪魔になるので

精密ドライバーのマイナスのような短い工具が

もっとも扱いやすかったですね。

ただ、工具が小さくなると

ロックを解除する時(押し込む時)に

少し力が要るようになるので

実際にはロックの棒に工具が当たっていても

押し込む力が弱い為にロックが解除出来ていない

という状況にはならないようにしたいですね。

 

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