GR YARIS 純正ステアリングの延長 Vol.1 |
HOME - GARAGE - GR YARIS - Steering wheel extension |
 |
今回はGRヤリスの純正ステアリングを延長します。
GRヤリスはペダル位置が浅い所にあるので
乗る人の身長によっては
どうしてもステアリングが遠くなってしまう為
ステアリングを切る度にシートから肩が浮いてしまいます。
その状態ではシートのホールド性も悪くなるので
サーキット等では、まともに運転が出来ませんよね。
という事で今回用意したアイテムは
icode(アイコード)のハンドルスペーサーで
純正のステアリングを50mm延長出来ます。
ハンドルスペーサーには大きく分けてMT用とAT用があり
AT用だと後期型の8速DAT用とMXPA12のCVT用があります。
アマゾンでは取り扱っていなかったので
楽天市場 と ヤフーの価格を参考にして下さい。 |
|
 |
延長スペーサーの重量を量ると574gでした。
これに2本の延長ケーブルを追加すると
約600gくらいになると思われます。
ちなみにスペーサーは仮組みされた状態なので
車体に取り付ける時には6本の六角穴ボルトを外して
バラバラの状態にしておきますが
樹脂のカバー部分は外さなくても良いです。 |
|
 |
それでは早速作業編ですが
作業自体は社外品のステアリングを取り付ける作業と
ほぼ同じ作業になります。
まずはステアリングのエアバッグを外す準備として
バッテリーのマイナス端子を外してから30分ほど放置します。
ちなみにバッテリーを外した状態で
リアハッチを締めるとマイナス端子を繋ぐまでは
開かなくなるので注意して下さい。
集中ドアロックは機能しませんが
ドアの施錠は物理キーで行えます。 |
|
 |
そしてステアリングは真っ直ぐの状態にしておきます。
ステアリングを外す作業の場合は
これが一番重要になります。
まずはステアリングの中心にある
エアバッグ(ホーンボタン)を外すので
ステアリングにある3つの穴から
マイナスドライバーや六角レンチを差し込んで
ロックを解除します。 |
|
 |
車体の右側はここに穴があり
3つのロックを解除します。
最近のトヨタ系の車輌は、この固定方法なので
他の車両で既に作業を体験済みの方は
2~3分くらいで外れると思うのですが
外す感覚が全く分からない方だと
1時間くらい掛かる可能性があります。
そうならない為にも透視するかのような
参考写真を載せるので
写真と同じように工具を差し込む角度を合わせて下さい。 |
|
 |
エアバッグを外すとこんな感じになっていますが
ここの棒状のバネを押すことでロックが解除され
ボコン!とバネ圧によってホーンボタンが手前に浮きます。 |
|
 |
まずは9時3時の位置にある穴ですが
左右とも同じ位置にあるので
どちらか一ヵ所が外れると
もう片方はあっさり外れると思いますが
工具を差し込む穴は棒のロック部分より後にあるので
斜め45度くらいの角度で
奥から手前に向かう角度で差し込みます。 |
|
 |
写真では精密ドライバーのマイナスを使っていますが
距離的には穴から数センチの所なので結構近いです。
写真では精密ドライバーの先が
棒状のロックに当たっている状態なので
やはり45度くらいの角度で上に向けてますね。 |
|
 |
左側も全く同じ距離、角度ですね。 |
|
 |
最後に下側のロックを解除しますが
先ほどよりも角度が立っていますし
距離も若干遠くなっていますね。 |
|
 |
ちなみにパドルシフトボタンを延長している場合は
工具を動かす時の邪魔になるので
精密ドライバーのマイナスのような短い工具が
もっとも扱いやすかったですね。
ただ、工具が小さくなると
ロックを解除する時(押し込む時)に
少し力が要るようになるので
実際にはロックの棒に工具が当たっていても
押し込む力が弱い為にロックが解除出来ていない
という状況にはならないようにしたいですね。 |
|
|
Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 |