GR YARIS 純正ステアリングの延長 Vol.2

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GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングエアバッグ取外し

ロックが解除されてエアバッグが外せても

まだケーブルが繋がっているので丁寧に扱います。

 
GRヤリスRC(GXPA16)エアバッグコネクター取外し

まずは小さめの精密ドライバーを使って

オレンジ色部分の下側にある隙間からドライバーを差し込み

写真のように浮かせてから

黄色いコネクターをエアバッグから抜き取ります。

逆に取り付ける時は黄色いコネクターを差し込んでから

オレンジ色の部分を指で押し込むとロックが掛かります。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ホーンコネクター取外し

次はケーブルを固定している

白いコネクターのような物を外しますが

矢印の細長いツメを押しながら抜き取ります。

狭いので指のツメが入らない場合は

精密ドライバーを使ってツメを押しながら抜きます。

最後にホーンの平形端子を抜き取ります。

ホーンの端子は素手で外すには結構硬いので

ラジオペンチ等を使うと簡単に抜けます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングスイッチコネクター

次は矢印のツメを押しながら2個のコネクターを抜きます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングボルト脱着

次はステアリング本体を外すので

センターの六角穴ボルトを外しますが

工具は10mmのヘキサゴンソケットを使います。

ボルトを緩めようとすると

ステアリングが供回りするので

しっかりステアリングを抑えながらボルトを外します。

ステアリングは常に真っ直ぐの状態を維持しながら

作業を行います。

電動工具を使うとステアリングが供回りしないので

作業はかなりイージーになりますよ。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリング取外し

従来のステアリングでは、シャフトのスプラインに

ステアリングがガッツリ噛んでいるので

ボルト(ナット)を外しても、なかなか外れないのですが

GRヤリスの場合、スプラインに遊びが多いので

ボルトが外れれば普通にステアリングが抜き取れます。

その時に裏側にあるステアリングセンサーから伸びる

ケーブル類をステアリングの隙間から抜きますが

裏のセンサーが回らないように慎重に行います。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングセンサー

ステアリングが外れるとこんな感じになります。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ハンドルスペーサー取付

センサーからのケーブルを

ステアリングスペーサーの隙間に通しつつ

シャフトに差し込みますが

ピンクの印の所を真上に向けて差し込むと

スポンジによってセンサーの飛び出し部分と

ピッタリフィットします。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングセンサーの結束バンド

取説にも書いてありますが

外側の樹脂カバーの内側と

センサーのケーブルを留めている

結束バンドの飛び出し部分が干渉するのですが

結束バンドを少し回して飛び出し部分を寝かせると

カットする事なく差し込めました。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ハンドルスペーサー取付

純正のステアリングを固定していた

六角穴ボルトを使って本締めします。

規定締め付けトルクは62N-mです。

純正ステアリングと同じくスプラインには遊びが多いので

ボルトを締める時にスペーサーが左右どちらかに

傾いていると微妙にセンターがズレますよ。

なので、スペーサーをセンターにピッタリ合わせてから

一度ボルトを軽く締めてセンターがズレないようにしてから

本締めした方が良いですね。

ちなみにスペーサーを本締めするには

ステアリングのように手で持つ所がないので

長いM6のボルト2本をスペーサーのネジ穴に挿して

そこを持ちながら本締めするか

この時点でスペーサーはセンターに固定されているので

ハンドルロックが掛かる所まで回しても良いですね。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ハンドルスペーサーのシャフト固定

6本の六角穴ボルトを使って

スペーサーにシャフトを取り付けます。

シャフト部分にもピンクの印があるので

上に向けて固定します。

締め付けトルクの指定はありませんが

M6のボルトなので9~10N-m程度ですね。

 
GRヤリスRC(GXPA16)ステアリングスイッチ延長ケーブル

付属の2本の延長ケーブルをセンサーに接続します。

 

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