GR YARIS 自作コールドエアインテーク Vol.1 |
![]() |
今回はGRヤリスのコールドエアインテークを自作してみます。 コールドエアインテークとは、その名の通りで 吸気温度を下げる目的のインテークだと思うのですが ぶっちゃけ、ターボ車は空気がタービンを通過する事で 100度前後まで加熱される事から タービンに入るまでの吸気温度は エンジン出力にほとんど影響しないと思われるので・・ 今回は吸気温度だけでなく、吸入抵抗も軽減した インテークを作りたいと思います。 という事で今回用意した材料は 因幡電工のフリーコーナー SF-77-500-K(ブラック)で 今まで様々な車両でダクトやインテークに使用して 慣れ親しんだエアコンホースを隠す化粧カバーです。 |
![]() |
これがGRヤリスのエアクリーナーボックスの 一次側にあるインテークなんですけど フロントのグリルに繋がっているので 外からの空気を直接吸える構造なんですが 雨等の水の侵入を防ぐ為に 裏側には大きな穴が空いているので ラジエターを通過した熱い空気を 後から吸ってしまうという短所があります。 その裏側にある排水する穴を小さくしたのが 純正オプションのコールドエアインテークだと思われます。 |
![]() |
この部分はエアクリーナーボックスに挿してある インテークの二次側ですが エアクリーナーボックスの中に差し込んであるので インテークの内側からスポンジの外側まで 口径を広げられる余力があるという事で 今回製作するインテークでは、その分だけ内径を広げます。 |
![]() |
それでは早速、エンジンルームで作業を行いますが まずは矢印のクリップ2つをクリップリムーバーを使って外し エアクリーナーボックスからインテークを抜き取ります。 クリップの外し方は真ん中部分を少しだけ浮かしてから クリップ根元から抜き取ります。 |
![]() |
まずはインテークが通っていた 仕切板にある凹んでいる部分に 10mm厚のエプトシーラーを貼り付けます。 これによりインテークを保護する為と ラジエターからの空気を遮断する為に インテークとの隙間を埋めます。 エプトシーラーを貼り付ける所には予め シリコンオフで拭き取って脱脂しておきます。 |
![]() |
エアクリーナーボックスの飛び出し部分は25mmなので これに合わせてダクトの端とカットしますが 今回のダクトはこの飛び出し部分の中ではなく 外に被せるように取り付けます。 |
![]() |
ダクトは普通のハサミで簡単にカットできますが 出来るだけ切り目が真っ直ぐになるようにカットします。 |
![]() |
ダクトの反対側は端の軟らかい部分をカットして ジャバラ部分だけにします。 |
![]() |
そのままではエアクリーナーボックスに差し込めないので ヒートガンかドライヤーを使って端の部分を暖め 手で広げてからエアクリーナーボックスに差し込みます。 ここが今回の作業でもっとも重要な所なんですが エアクリーナーボックスに差し込める カツカツサイズにしたいので ダクトを暖め過ぎてしまう事と 口径を広げすぎてしまう事だけは絶対に避けたいので 暖めて少し広げては エアクリーナーボックスに差し込むという作業を繰り返します。 |
![]() |
ダクトを差し込む(被せる)方向も決まっていて ダクトの端には左右上下の3ヶ所に凹みがありますが 矢印の凹み部分は真下に向けて差し込みます。 そうしないとダクトを曲げた時に ジャバラ部分が変形してしまいます。 |