GR YARIS 自作コールドエアインテーク Vol.1

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因幡電工フリーコーナーSF-77-500-K

今回はGRヤリスのコールドエアインテークを自作してみます。

コールドエアインテークとは、その名の通りで

吸気温度を下げる目的のインテークだと思うのですが

ぶっちゃけ、ターボ車は空気がタービンを通過する事で

100度前後まで加熱される事から

タービンに入るまでの吸気温度は

エンジン出力にほとんど影響しないと思われるので・・

今回は吸気温度だけでなく、吸入抵抗も軽減した

インテークを作りたいと思います。

という事で今回用意した材料は

因幡電工のフリーコーナー SF-77-500-K(ブラック)で

今まで様々な車両でダクトやインテークに使用して

慣れ親しんだエアコンホースを隠す化粧カバーです。

アマゾン と 楽天市場 と ヤフーの価格を参考にして下さい。

 
GRヤリスRC(GXPA16)インテーク

これがGRヤリスのエアクリーナーボックスの

一次側にあるインテークなんですけど

フロントのグリルに繋がっているので

外からの空気を直接吸える構造なんですが

雨等の水の侵入を防ぐ為に

裏側には大きな穴が空いているので

ラジエターを通過した熱い空気を

後から吸ってしまうという短所があります。

その裏側にある排水する穴を小さくしたのが

純正オプションのコールドエアインテークだと思われます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)インテーク断面

この部分はエアクリーナーボックスに挿してある

インテークの二次側ですが

エアクリーナーボックスの中に差し込んであるので

インテークの内側からスポンジの外側まで

口径を広げられる余力があるという事で

今回製作するインテークでは、その分だけ内径を広げます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)インテークの取外し

それでは早速、エンジンルームで作業を行いますが

まずは矢印のクリップ2つをクリップリムーバーを使って外し

エアクリーナーボックスからインテークを抜き取ります。

クリップの外し方は真ん中部分を少しだけ浮かしてから

クリップ根元から抜き取ります。

 
GRヤリスRC(GXPA16)仕切り板にエプトシーラー

まずはインテークが通っていた

仕切板にある凹んでいる部分に

10mm厚のエプトシーラーを貼り付けます。

これによりインテークを保護する為と

ラジエターからの空気を遮断する為に

インテークとの隙間を埋めます。

エプトシーラーを貼り付ける所には予め

シリコンオフで拭き取って脱脂しておきます。

 
GRヤリスRC(GXPA16)エアクリーナーボックスの飛び出し量

エアクリーナーボックスの飛び出し部分は25mmなので

これに合わせてダクトの端とカットしますが

今回のダクトはこの飛び出し部分の中ではなく

外に被せるように取り付けます。

 
インテークホースのカット

ダクトは普通のハサミで簡単にカットできますが

出来るだけ切り目が真っ直ぐになるようにカットします。

 
インテークホースの端

ダクトの反対側は端の軟らかい部分をカットして

ジャバラ部分だけにします。

 
インテークホースの暖め

そのままではエアクリーナーボックスに差し込めないので

ヒートガンかドライヤーを使って端の部分を暖め

手で広げてからエアクリーナーボックスに差し込みます。

ここが今回の作業でもっとも重要な所なんですが

エアクリーナーボックスに差し込める

カツカツサイズにしたいので

ダクトを暖め過ぎてしまう事と

口径を広げすぎてしまう事だけは絶対に避けたいので

暖めて少し広げては

エアクリーナーボックスに差し込むという作業を繰り返します。

 
GRヤリスRC(GXPA16)インテークホースの差し込み

ダクトを差し込む(被せる)方向も決まっていて

ダクトの端には左右上下の3ヶ所に凹みがありますが

矢印の凹み部分は真下に向けて差し込みます。

そうしないとダクトを曲げた時に

ジャバラ部分が変形してしまいます。

 

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