SUZUKI GIXXER 250 ハンドルグリップ交換 Vol.1

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モンキー125純正グリップ

今回はジクサーSF250のハンドルグリップを交換します。

ジクサー250のグリップは初代ジクサー150と同じで

何だかぬぺっとした薄いゴムのグリップで

握り心地が悪いですよね・・

という事で今回は過去に乗ってきたバイクの中で

一番優秀なグリップだと思った

モンキー125の純正グリップを用意しました。

このグリップは125ccの中でもプレミアムな

モンキー125専用設計のグリップで

単気筒エンジンの振動をしっかり吸収してくれる

少し厚みのあるグリップです。

毎回デイトナのプログリップを付けていましたが

今回はメーカーの純正品という事で

耐久性にも優れている所が長所です。

グリップの左側が型番:53166-K0F-T00

右側が型番:53140-K0F-T00です。

少し残念な事に右側は

余計なスロットルスリーブとのアッシーなので

少し値段が高いのですが

左右を合わせた総額ではデイトナのプログリップシリーズと

大して変わりません。

スズキのバイク屋さんはスズキワールドを除いて

どこのメーカーのバイクも売っているので

ホンダの純正部品も手に入りますよ。

あと、2りんかんのような

バイク用品の量販店でも注文が出来ます。

 
ジクサー250バーエンド外し

それではさっそく作業編ですが

まずは左側のグリップから交換していきますよ。

とりあえずプラスネジで固定されている

バーエンドを外します。

緩み止め剤などは塗られていないので

比較的簡単に外せるとは思いますが

ネジ穴のサイズにあった大きめのプラスドライバーを使って

車体に工具を押し付けながらある程度緩めます。

注意点としては、プラスネジは完全には外さずに

ある程度緩まったらバーエンドごと引き抜きます。

絶対にプラスネジだけ抜かないで下さい。

 
ジクサー250右側バーエンド

バーエンドを引き抜くとこういう構造になっています。

これは社外品のバーエンドがよく使う構造で

プラスネジを締め付ける事で

奥にあるゴムチューブが潰れてハンドルバー内に

固定される仕組みになっていますが

プラスネジを完全に外してしまうと

奥にあるゴムとナットがバラバラになって奥に残ってしまうので

次からは取付が出来なくなりますよ。

万が一、ハンドルバーの奥にパーツが残った場合は

ピックアップツールを使って回収してください。

 
ジクサー250左グリップ

バーエンドが外れました。

写真ではバーエンドのパーツが残っていますが

全部取るとただの筒状のバーになります。

 
ジクサー250バーエンド外し

ヘラやマイナスドライバーを使って

純正グリップを回収したい所なんですが

ジクサーシリーズの左側のグリップは

一般的なバイクとは違って

ボンドの種類が違うというか量も多いので

回収出来たとしてもグリップはボロボロになりますし

ハンドルバーに傷を付けてしまうリスクもあります。

なので最初からカッターナイフを使って切って外した方が早いです。

カッターナイフで切る場合でも

マイナスドライバーを使って中のボンドを

少し破壊しておくとスムーズに外れますよ。

 
ジクサー250グリップ交換

カッターナイフを使う時の注意は

グリップに深く刃を入れるとハンドルバーに

傷が付く可能性が高いので

少しずつ数回に渡って刃を入れていき

刃を入れた所がある程度薄くなったら手で割きます。

 
ジクサー250ハンドルバー左

手のツメでハンドルバーに残ったカスを

ある程度そぎ落とします。

グリップのゴム自体が貼り付いて残っているのを見ても

かなり強力なボンドを使っている事が分かりますね。

日本の一般的なバイクではあり得ない事です。

 

ここからはボンドが固まりすぎないように

素早く作業を行いますよ。

デイトナのグリップを取り付ける時にも指定されている

ウルトラ多様ボンドSUを使って

グリップの端から半分くらいまでに薄く塗り広げます。

ハンドルバー下側も塗り忘れないように。

 
ジクサー250ドレンボルトとワッシャー

左用のグリップを回転させながら

スイッチボックスに当たるまで差し込みます。

 

今回はソフトなボンドを使ったので問題ありませんが

ハード系の硬いボンドを使う場合は

グリップ内部をブレーキクリーナーで湿らせてから

差し込むとスムーズに刺さりますよ。

 

後はバーエンドを固定し直せば左側のグリップ交換は完了です。

 

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