SUZUKI GIXXER 250 シート座面のフラット化 Vol.1

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スズキ純正センタースタンド

今回はジクサー250の抜本的なライポジ改善策として

シートのクッション部分を加工し

バーハンドルの車体に最適化する形状にします。

そもそも、シートのクッションを加工する目的は

ステップに両足で立ち

そのまま自然に腰を下ろした状態の姿勢が

前傾姿勢になるのを防ぐ為です。

横から見てもシートの後ろ側がそり上がっているのが分かりますね。

SFではハンドル位置が低いのでそれでも全く問題がないというか

むしろ理想的なシート形状ですが

バーハンドルのジクサー250では違和感しかありません。

原因は高いハンドル位置に対して

ステップ位置が後ろぎみなので

シートの前側にあるフラットな部分に

腰を下ろす事が出来ないからです。

シートの後ろ側に座る事で

ステップ位置の問題は解決出来ますが

シートの後方がそり上がっている事で

どうしても体が前傾姿勢になってしまうのです。

という事で今回はシートの後ろ寄りに座っても

姿勢が前傾になるのを抑制し

自然に背筋が立った姿勢で運転が出来るようにします。

 

それではさっそく作業編ですが

まずはリアシートを外してから2本のボルトを外します。

 
ジクサー250メインシート

あとは後ろにスライドさせるとメインシートが外れます。

 
ジクサー250メインシート裏

メインシートを裏返してタッカーの針を全て外します。

 
タッカーリムーバー

タッカー針を外すのはそこそこ硬いので

専用のリムーバーを使うと素早く簡単に外せますよ。

 
ジクサー250シート骨組み

タッカー針が外れると

クッション部分と底の骨組み部分が分離します。

クッション部分を乗せていつでも跨げるように

骨組み部分は車体に固定しておきます。

 
ジクサー250シートスポンジ

クッション側はこんな感じになっているので

そり上がっていたシートの後ろ側(赤枠)の部分を削って

座った時にフラットな感じになるように加工します。

 

削らないフロント部分との境目にマジックで線を引きました。

削りカスが大量に出るので

クッションをゴミ袋の中に入れた状態で作業を行います。

 

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