SUZUKI GIXXER 250 シート座面のフラット化 Vol.2

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ジクサー250シート加工

クッションを削る道具として平刃のアラカンを使います。

 

シートの後ろ側から深めに削っていき

線に向かってだんだん削る深さを浅くしていきます。

アラカンに力を入れると深く削れますし

軽い力で削ると表面がならされる感じで滑らかになります。

クッションを削っては骨組みに借り付けして座るのを繰り返し

ステップに両足で立ち、自然に座った時に

前傾姿勢にならない形状にしていきます。

体重が重い人ほどクッションがよく沈むので

削る量は少なくなると思います。

 
ジクサー250シートクッション削り

最終的にはこんな感じになりました。

とにかく削りすぎない事がもっとも重要なので

少し削っては座ってのテストを繰り返します。

 
ガンタッカー

理想の形状が形成出来たら

骨組みとクッションをつなぎ合わせるので

ガンタッカーを使います。

所有している数種類のガンタッカーの中から今回はあえて

1000円以内で売っている安物のタッカーを使いました。

 

針をスムーズに打ち込むコツとしては

最初に打ち込んである穴にタッカー針を通す事や

打ち込む時のパワーをタッカー側が吸収しないように

タッカーに体重を乗せながら打ち込む事です。

安物のタッカーだとパワーが弱い為

打ち負けて失敗する回数が増えるので

多めに針を用意した方が安心です。

 

あと、クッションを留めていたタッカー針の色は黒色だったので

一般的なシルバーのタッカー針を使う場合は

このように油性マジックで塗ることで

針が目立たなくなりますし防錆効果も得られるので

裏側にもマジックを塗った方が良いですね。

 

まずはタッカー針の間隔を大きくして全体を留めていき

最後に針同士の隙間を埋めるように留めます。

これでシートのクッション加工は終了です。

 
ジクサー250クッション加工ローシート

こんな感じに仕上がりましたが

シート表面を削った訳では無いないので

見た目は全く変わっていませんね。

ただ、座るとリア側の沈み込みが大きくなっているので

以前のような前傾姿勢にはならなくなりました。

沈み込みが大きくなった分だけ

以前よりも座る位置が低くなるので

ローシートのような効果もあり

クッションを削る量に応じて足つき性も良くなります。

 

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