ノートオーラ リアショックアブソーバーの交換 Vol.1 |
今回はノートオーラのリアショックを交換します。 ノートオーラ純正よりも減衰力を若干高める事で 快適な乗り心地を維持しつつも よりフロントタイヤが機能するようにしたいと思います。 という事で今回用意したアイテムは オーラニスモ純正のリアショックアブソーバー(E6210-6XS0A)で 定価は1本あたり1万3000円程度です。 用交換部品であるナット(ピストンロッドロックナット)は 付属しているので その他の部品は純正ショックから移設すれば 普通のノートオーラにも取付出来ます。 まだネットショップでは取り扱っていないようなので 日産のディーラー等で手に入れて下さい。 |
上:ノートオーラ純正 下:オーラニスモ純正 2本のショックを比較してみると ニスモ仕様はロッドが少し短いのですが オーラニスモはオーラに比べてサスペンションが20ミリほど ローダウンされているので それに合わせて最大ストローク量も短くなっていて 最適化されているようですね。 なので社外品ローダウンサスとの相性も オーラニスモ純正の方が良いと思います。 あと、シェルの頂点部分にある部品が ノートオーラでは樹脂製ですが オーラニスモ仕様では金属に変わっています。 減衰力は伸び側も縮み側も ノートオーラよりも若干高くなっているようで 後輪が受ける路面の状況がより車体に伝わってくるので 多少のゴツゴツ感は増えましたが 不快と思えるようなレベルでは無いので 数時間乗れば慣れるレベルでした。 リアショックの減衰力が高まれば コーナーリング中のフロントタイヤの接地性も上がるので ステアリングの操作に対しての応答性が上がり より忠実に旋回出来るようになります。 ブレーキング時のノーズダイブも抑えられるので よりフラットな安定した姿勢で車体を止められます。 オーラニスモのリアショックをKYBのショックで例えるなら ストローク量はLowfer Sportsで 減衰力の設定はNEW SR SPECIALに近いと言えますね。 |
左:ノートオーラ純正 右:オーラニスモ純正 リアショックの重量を量ってみると ノートオーラが1649gで オーラニスモが1772gでした。 オーラニスモのカタログにはモノチューブ式の リヤショックを採用と書かれているので単筒式のようですが かといってノートオーラ純正が複筒式なのかどうかは 分解してみないと分かりませんね。 ロッド部分が短いにも関わらず ニスモの方が若干重いのでオイルの量が多いのか 内部構造は違うようですね。 |
それでは作業編ですが ローダウンサスのページで細かく説明しているので 18ミリや16ミリのマニアックな工具を使う等の 細かな説明は飛ばしていますよ。 それではまず左右のリアショック下側にあるボルトを 1周程度緩めておきます。 |
リアハッチを開けて内張はずし等を差し込んで ショック上部にあるカバーを外します。 |
左右のリアショックの上部にある ナット(ピストンロッドロックナット)に 16ミリのメガネレンチを使ってナットを緩めますが そのまま回すと供回りしてナットが緩まないので・・ |
モンキーレンチを使って 中心のネジを押さえながらナットを1周程度ナットを緩めます。 |
車体を持ち上げるので先に リアの左右のホイールのナットを半周程度緩めておきます。 |
牽引フックの所にフロアジャッキを使ってリアを浮かせます。 |
リアが持ち上がったらサイドシルにある リア側の左右のジャッキアップポイントの下にウマを設置します。 |