ノートオーラ ドアスタビライザーの取付 Vol.1 |
今回はノートオーラにドアスタビライザーを取付しますが ドアスタビライザーと言えばトヨタのTRDの部品なので 日産車にトヨタの部品を取り付けるのは もはや奇行とも思える行動だと思います。 なので、ちょっとしたチャレンジ企画とも言えるのですが 何とか形になったので掲載する事にしました。 なんせ車体の個体差が大きく出る ドアストライカーの部品なので 個体差によっては取付出来ない事も覚悟する必要がありますよ。 という事で今回用意したアイテムは TRDの汎用タイプのドアスタビライザー(MS304-00001)で 左右のドアに使うので2枚セット売りです。 なので4ドア全てに取り付ける場合は2セット必要ですよ。 |
とりあえずTRDのドアスタビライザーの重量を量ると148gでした。 これを車体の左右に取り付けるので×2になりますね。 ドアスタビライザーが最強のボディ補強アイテムだと 思っている理由はこの軽さにありますね。 車体にそもそも取り付けてあるドアを補強材として利用する事で この軽さで高いボディ補強の効果を得られます。 過去にゴムの板でドアスタビライザーを作っていましたが TRDのドアスタビライザーの長所は 片側のプレートがシャッターのようにスライドするので ドアとボディが密着するスイートスポットが広く 尚且つドアの開閉時にもさほど抵抗にならない所ですね。 ゴム板でドアスタビライザーを作ると 密着性を上げれば上げるほど ボディ剛性が高まる効果は大きくなるのですが それだけドアの開閉時には抵抗になり重くなってしまいます。 |
それではさっそく作業編ですが まずはドアストライカーの車体側を外すので 2本のトルクスネジを外します。 使用する工具はT40のトルクスレンチあるいはソケットになります。 |
ドアストライカーが外れました。 |
ドアスタビライザーの本体側を取り付けしますが このように先に車体から取り外したトルクスネジを ドアスタビライザーに仕込んでから車体に取り付けしますよ。 そうしないとシャッターを全開にすると車体に干渉する為 ボルトを後から通す隙間が作れません。 |
このように工具が入る隙間の分だけ シャッターをスライドさせて開きながらボルトを締めます。 最大までシャッターを開くとボディに干渉するので 予め車体側には養生テープを貼っておいた方が良いですね。 あと、上下のネジ穴の寸法自体も ドアスタビライザーとピッタリサイズでは無いので 上下のネジを交互に少しずつ締めていく事で ギリギリ固定出来る感じでした。 ノートオーラの規定締め付けトルクは16.7N-mですが ドアスタビライザーの取説では23N-mです。 |
これで車体側のドアスタビライザーが取付出来ました。 |