新型DJデミオのインテリアとエクステリアを

掻い摘んで見ていきたいと思います。

今回のDJデミオは、運転席に座っただけで

ある意味、ドライバーズカーだという事が伝わってきて

先代のDE型デミオの性格をさらに研ぎ澄ませたような

シンプルで非常に分かりやすいクルマになりました。

車内や荷室が狭いのが嫌なら

ホンダに行ってフィットを買ってください・・

そんな声がDJデミオからは聞こえてくる気がします。

DE型デミオよりサイドサポートの張り出しが

若干強くなっていて、よりスポーティなシートになりましたが

その分、乗るときにお尻が引っかかりやすくなります。

ヘッドレストもかなり縦に大きいですね。

その分、後部座席の前方視界が遮られますけどね・・

シートだけを見てもDJデミオでは

DE型よりさらに運転手を主体とした

前席を優先した作りになっているのが分かりますね。

ドライバーがもっとも楽しいと思えるクルマ作りを

目指しているマツダのクルマで

後部座席に期待してはいけません。

正直、日本の全コンパクトカーの中でも

もっとも乗りたくないのが、デミオの後部座席で

今回のDJ型は、その最たる物だと思います。

前席のヘッドレストが大きいので前方の見通しが悪く

リアのドアガラスの面積が狭いのも相まって

閉塞感がハンパないです。

ちなみに身長170センチの胴長の私が後部座席に座ると

頭が天井につくかどうかのギリギリだったので

身長175センチ以上の人だと、かなりの確率で

頭が天井に当たると思います。