Kawasaki D-TRACKER X インプレッション Vol.4 |
実際に走ってみて・・その3 |
一見、軽くて短くてコンパクトに見えるのだけど 意外にすり抜けが不得意だったりする。 CBR600RRが余裕で抜けられた隙間を このDトラッカーXは抜けられない・・ ハンドルバーが、ほぼ真横に伸びていて幅が広いのだ。 データを見てみるとCBR600RRの全幅が 0.685mなのに対しDトラッカーXは、0.795mで 10㎝以上も幅が広いので無理もない。 やはり、すり抜け最速通勤バイクはCBR600RRなのか・・ ちなみにハンドルよりさらに飛び出している ミラーは全幅には含まれていないので数字以上に すり抜けが出来ないのである。 すり抜け性能を上げるには ハンドルとミラー交換は必須のようだが オフ車のハンドルが幅広く、まっすぐな訳は、 未舗装の山道を走った時に身をもってわかった。 車体を持ち上げるのに力が入れやすく好都合なのだ。 つまり、街中でのすり抜け性能か、山道での使い勝手か・・ どちらかを選ぶ事になる。 |