Kawasaki D-TRACKER X インプレッション3 |
実際に走ってみて・・その2 |
メーターは先進性を感じるようなフルデジタルメーター。 オフ車には珍しく、タコメーターが標準装備されている。 しかし、ほとんどのオフ車にタコメーターが 付いていない意味は走れば分かる。 9000回転あたりでの頭打ち感と同時に 大きな振動が襲ってきて これ以上回さなくても良い事は タコメーターを見なくても分かるものなのだ。 むしろ、このタコメーターは 燃費やアイドリングを安定させる為についているように思えた。 時計もトリップA・Bもあるのだから 欲を言えばシフトインジゲーターも付けて欲しい所かな・・ 燃料計が付いていないけど、燃料警告灯は別に付いてある。 気になる燃費は、街乗りでリッター当たり30㎞前後で 山道のツーリングなら40㎞ちょいまで伸びた。 最近発売されたホンダのCBR250Rと燃費勝負してみたが ほとんど同じだったのでかなり優秀なのかもしれない。 ちゃんとリセットして同じ距離を走ったのにもかかわらず CBR250RとDトラXのトリップメーターに10㎞ほどの 誤差があったのには笑ってしまった・・ DトラXの方が長く走っている事になっていたのだ。 どっちのメーターを信じるかと言えば どうしてもホンダを信じてしまう・・悪い癖だ。 数字上のエンジンスペックでは、CBR250Rに負けているけど 実際の加速性能は、CBR250Rとまったく同じ性能だった。 でも、DトラッカーXはマフラーを変えていたけどね・・ ツーリングに使う上でどうしても引っかかるのが 燃料タンクの大きさだろうか・・ たったの7.7リッターしかガソリンが入らないのだ。 これはDトラXだけに限らず オフロード車の全てが抱える問題である。 |