今回は、シグナスX4型のウェイトローラーを交換した時の

加速の変化をグラフにまとめてみました。

計測が完了次第、随時データを追加していきます。

ウェイトローラーの重さを変える事で変速のタイミングを

変える事が出来ます。

MTで例えるならエンジンのレッドゾーン手前でギアチェンジすると

加速が速くなりますが、燃費が悪くなり

逆に、3000回転前後でギアチェンジすると燃費が良くなりますが

加速が遅くなります。

ウェイトローラーを軽くすればするほど、より高いエンジン回転数で

ギアチェンジする事になります。

やはり、ウェイトローラーが軽いほど加速力が良くなっていますね。

時速90Kmあたりからは、どの重さのウェイトローラーでも

最終ギアまで到達しているので

ほぼ同じ感じ加速力になっています。

ウェイトローラーによるエンジン回転数と速度の変化

9g（ノーマル）

4000回転：時速20km　5000回転：時速36km

6000回転：時速54km　7000回転：時速80Km

13g

4000回転：時速25km　5000回転：時速46km

6000回転：時速68km　7000回転：時速80Km

15g

4000回転：時速30km　5000回転：時速53km

6000回転：時速70km　7000回転：時速80Km

7000回転あたりから、ウェイトローラーの重さに関わらず

最終ギアまで到達しているので速度が同じになっています。

ノーマル時の9gでは、エンジン回転数に対して

あまりにも速度が乗らない（シフトアップしない）状態なので

慣らし運転なんて出来る仕様ではない事が分かりますね。

シグナスXの4型で真面目に慣らし運転をする場合は

納車時に出来るだけ重いウェイトローラーを入れる事をお勧めします。

停車時から車体が進み始めるエンジン回転数

9g：約3500回転　13g：約3200回転　15g：約3100回転

停車時からの加速では、重いウェイトローラーの方が

車体に動力が伝わるのが早いです。

ウェイトローラーによる最高速度の変化

9g　　最高時速101Km/h　（26.15秒で到達）※ノーマル

13g　最高時速99Km/h　（27.21秒で到達）

15g　最高時速99Km/h　（27.5秒で到達）

最高時速までの到達時間も

ウェイトローラーが重くなるにつれ遅くなっていますし

最高速度もウェイトローラーの重さによって

微妙に影響を受けていますね。