YAMAHA シグナスX SR ウェイトローラーと加速の関係 Vol.2 |
次は、ウェイトローラーの重さの違いによる エンジン回転数の違いです。 上の写真は、停車時からアクセル全開でスタートした時に クラッチが繋がってエンジン回転の上昇が停止する回転数です。 エンジンへの負荷がかかる所なので この時の回転数の高さがスタートダッシュに大きく影響します。 ウェイトローラーが2g重くなる毎に約500回転落ちていますね。 最高の加速力を得るなら、7g~8gあたりのウェイトローラーを選ぶ事で エンジン出力がもっとも高い7500回転あたりで加速出来そうです。 4型のシグナスXは、6000回転でもっとも高いトルクを得られるので 13gが一番効率の良い加速が出来そうですね。 ある程度の加速力と高い燃費性能を両立するなら 13gがベストかもしれません。 15gにもなると、巡航時のエンジン回転数を低く抑えられるので かなりの燃費の改善が期待出来ますが 加速時にトルクが最大になる6000回転を切っているので さすがに加速には重さを感じますし、急な加速に対しての 瞬発力に物足りなさを感じますね。 ちなみにボスワッシャーを抜いた状態で ウェイトローラーが12gだと、燃費が約41km/Lでした。 ちなみに純正の9gでは34km/Lほどでした。 ボスワッシャー無しの10gで約36km/Lでした。 特にアクセルを全開で走る事が多ければ多いほど ウェイトローラーを重くした事による燃費の改善は大きいですね。 時速90Km/hあたりまでは、アクセルを全開にしても エンジンの回転が上がらないので当然の結果だと思います。 |
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