HONDA CT125 フロントフェンダーの交換 Vol.1 |
今回はCT125のフロントフェンダーを交換します。 主に目的は軽量化ですが タイヤとフロントフェンダーとのクリアランスが大きくなるので オフロードタイヤを装着した時の小石の巻き込みを防いだり 純正タイヤよりも扁平率の高い(外径の大きい) タイヤが履けるようになるので 装着出来るタイヤの幅が広がります。 という事で今回用意したアイテムは デイトナのDGPユーロフロントフェンダー(48035)で 汎用タイプのフロントフェンダーです。 ブラックのカラーを選びましたが ホワイト(48030)の設定もありますよ。 |
まずはCT125の純正フロントフェンダーの重量を 量ってみると1101gでした。 やはり金属製なので1Kgを超えていますね。 |
デイトナのDGPユーロフロントフェンダーの重量は377gなので 約724gの軽量化が出来ます。 樹脂製なので軽いですね。 |
樹脂フェンダーに交換するにあたり ボルトや金具類を使わなくて良いのでさらに軽量化が出来ます。 |
それでは早速作業編ですが まずはフロントホイールを外すので 先にアクスルシャフトのナットを緩めておきます。 スタンドはセンター(メイン)スタンドを使いますよ。 |
ナットを緩めるとアクスルシャフトが供回りするので アクスルシャフトの頭を押さえながらナットを緩めます。 ちなみに取り付ける時の ナットの締め付けトルクは54N・mです。 車体を浮かせている時はナットを借り止めして 必ず車体を地面に下ろしてから本締めして下さい。 |
ナットが緩まったらアンダーガードの前側を ジャッキ等を使って下から少しだけ持ち上げると 前輪が浮いて後輪が地面するので 前輪が外せる状態になります。 |
こんな感じでジャッキを使わなくても 丁度良い高さの台なら何でも使えますよ。 とにかくグラグラしない安定した物で前輪を浮かせます。 |
前輪が浮いたら緩めておいたナットを完全に外して アクスルシャフトを抜き取ります。 前輪の底に足のつま先を入れて少し浮かせると アクスルシャフトに前輪の重みが乗らなくなるので あっさり簡単に抜けますよ。 |
前輪を前方向に転がして外しますが ホイールにブレーキキャリパーが当たらないように 注意しながら転がします。 |
これで前輪が外れました。 左右のホイールの中心にあるカラーは落ちやすいので 予め外しておいた方が良いですね。 |
それではまずフロントフェンダーを固定している 左右の六角ボルトを4本外します。 ハンドルは左右どちらか一杯に切った状態の方が グラグラしないので安定しますよ。 |
ボルトが外れたらフロントフェンダーのアーム部分を ギュッと握って左右の幅を縮めながら フェンダーとフロントフォークを接触させないように上にスライドさせて シャフトカバーの所まで移動させます。 |
シャフトカバーの所は細いので そのままフロントフェンダーを抜き取る事が出来ますよ。 |
フロントフェンダーを固定していたネジ穴は そのままだと錆びるので 固定していたボルトを突っ込んでおきます。 |
軽量化にとことん拘るなら このように適当に切り取った黒のアルミテープを ネジ穴周りに押し込んで型取りしてから 型に合わせてハサミで丸く切り取ります。 |
これでアルミテープをキャップ代わりに出来ますよ。 ボルト1本でも軽量化する・・これが軽量化の神髄です。 |