HONDA クロスカブ110 ドライブチェーンの交換 Vol.3 |
チェーンをたぐり寄せて チェーンの末端同士をくっつけます。 チェーンは両末端がインナープレート同士でないと 連結出来ないので インナープレート同士が重なる所のピンに マジックで印を付けておきます。 |
先ほどマジックで印を付けた所を チェーンカッターを使ってピンを打ち抜きます。 コツはチェーンカッターの先端がピンの中心を打ち抜けるように 少しずつ手で締めて微調整しながら位置を調整します。 写真はD.I.D純正のチェーンカッターですが どのチェーンカッターでも基本的にやり方は同じです。 ちなみにD.I.D純正の工具の場合 標準が50系のチェーン用に作られているので クロスカブ110で使う場合は別途で 40系(420や428)用のオプションパーツを付ける必要があるので 結構なお金が掛かります。 ちなみに40系のチェーンは簡単にカット出来るので 安物のチェーンカッターで十分です。 |
車体に合わせてカットしましたが 110リンクから8リンク分をカットしたので 結局、純正チェーンと同じ102リンクになりました。 ちなみにフロントは純正より2T多い16Tで リアが純正と同じ37Tの仕様ですよ。 |
チェーンに付属のクリップジョイントを用意します。 |
リンクプレートを裏から通してチェーンを繋ぎます。 |
プレートを通してからクリップを固定します。 クリップを外した時と同じでチェーンリンクプライヤーか ラジオペンチを使ってクリップを固定します。 ここでの注意点・・ まず最初に取り付けたプレートは 文字が外側に向くように取り付ける事と クリップはチェーンの回転方向とは 逆に向くように取り付ける事です。 写真では車体が前進した時に右方向にチェーンが進むので クリップは左向きになっています。 これでチェーンの交換作業が終わったので チェーンの張り調整を行います。 チェーンの張り調整の詳細はここのページで掲載しているので ここでは飛ばしますよ。 |
という事で新しいチェーンに交換出来ました。 後はチェーンカバーを元に戻すだけですが せっかく綺麗なカラーのチェーンに交換したのに チェーンカバーを付けると見えなくなるので勿体ないですよね・・ |
ちなみにチェーンカバーを外した状態にすると 1052gの軽量化が出来ますよ。 実はチェーンカバーを付けた状態で未舗装路を走ると 中に泥や小石が入り込んで貯まっていくので 未舗装路をよく走る場合は 外しておいた方が良かったりしますよ。 |