HONDA クロスカブ110 ピリオンシートの取付 Vol.2

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キャリアを固定していたネジ穴部分が

フレームから飛び出しているので

これを避ける為にピリオンシートの下に下駄を付ける事で

シートとネジ穴部分の接触を防ぎます。

ネジ穴の出っ張りの高さは10ミリほどですが

10ミリの高さに合わせてビリオンシートを取り付けると

両端にある金具がリアショックの上部に干渉するので

今回は写真のようにM8のネジアダプター

取り付けてフレームから30ミリほど高さを確保します。

 

下駄の材料は20ミリ厚の硬いゴム板を使って作ります。

 

20ミリ厚なので10ミリ幅の強力な両面テープ

2枚並べてゴム下駄に貼りシートに固定します。

 

ゴム下駄のサイズは110ミリの長さに切って

高さはネジアダプターに合わせて30ミリにすると

30ミリほどメインシートより低い位置に取付出来ます。

下駄を貼り付ける時は真ん中にある菱形の両端に

ゴム板をくっつけて貼ればちょうどフレームの真上に来ます。

左右に4つあるブラケットもこの向きで

ブラケットが変形して潰れない程度にナットを締めておきます。

下駄を貼り付ける位置は上部から25ミリと書いてありますが

20~25ミリの間なら問題ありません。

 

今回はピリオンシートをダブルシートのように使うので

メインシートと同じ高さにするには下駄の高さが60ミリ必要です。

長さは110ミリで問題ありません。

ちなみにこのゴム下駄に頼った支柱だと

重さは両方で450g前後にもなりました・・

 

出来るだけ軽量にいく為に違うバージョンも作ってみました。

今回は写真のようにM8のネジアダプターを2セット使います。

 

金属のネジアダプターで支柱の剛性を確保した事で

ゴム下駄の量を極限まで減らしました。

小さいゴム板はネジアダプターを受ける所で

10ミリの厚みがあるので

ネジアダプターと合わせて60ミリの高さになります。

これだとゴム板メインの下駄に比べて

大体200gほど軽量化出来ました。

 

ピリオンシートを車体の真ん中に取り付ける為に

予め前後のセンターに印を入れておきます。

 

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