HONDA クロスカブ110 マフラーの交換 Vol.3

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クロスカブ110アップマフラー

という事でアップタイプマフラーの取付が完了しました。

どこにも邪魔にならない絶妙な所をマフラーが通っていますね。

このマフラーを選んだポイントとしては

リアショックの上あたりまでしっかりマフラーが

跳ね上げられているのでサイレンサーを固定するブラケットが

最小のサイズで済んでいるので

このレイアウトは軽量化にも貢献していますし

マフラーの全長を稼ぐ事で高回転域での

排気ガスの抜けを良くしても

低回転域でのトルク落ちを最小限にとどめる事が出来ます。

 
CC110アップマフラー

出口は絞られているので低音は強くないのですが

サイレンサー内の消音材が安定するまでは

排気音が少し大きく感じたので

100Km前後は走らないと本来の消音性能が出ませんでした。

とりあえず排気音を収録してきたので参考にでも・・

クロスカブ110純正マフラー

キタコ スポーティーアップマフラー

 
2Pカプラー1198

車体全体だとこんな感じです。

足を地面に付けた時に右足がマフラーに触れるので

若干ですが車体右側の足つき性が悪くなります。

 

左:純正マフラー 右:キタコ アップマフラー

それでは純正マフラーとの出力特性の違いを

調べてみたいと思います。

3速固定で停止状態からで8000回転あたりまで比較します。

このやり方が一番マフラーの特性が分かりますよ。

それではスタート・・

 
クロスカブ110マフラー比較

加速したてはほぼ同じでしたが

純正マフラーが3800回転あたりになると

アップマフラーとの差が200回転ほど出てきました。

やはり低回転域での加速力は純正マフラーの方が上ですね。

 

純正マフラーの200回転ほどのリードは

5900回転まで続きました。

しかし、ここからがアップマフラーの得な領域になるので

段々と回転数の差が縮まっていきます。

 

7900回転あたりでアップマフラーが追いつき並びました。

 

そして最終的には純正マフラーの回転数を追い越しました。

結果的には6000回転までは純正マフラーの方が速く

6000~6500回転の領域では両方がほぼ同じ性能になり

6500回転からはキタコのアップマフラーが速くなります。

高回転域では明らかにエンジン回転の回りが軽くなり

純正マフラーには無い出力の伸びのような物を感じるので

体感的にも分かると思います。

 
クロスカブ110キタコアップマフラー

結果的には名前の通りでスポーティなアップマフラーでしたが

言うてもこの排気量の領域では

マフラーの出力特性の違いはせいぜい0.3PSくらいの差なので

少し離れた所から冷静に見れば同じと言っても良いですね。

やはりこのマフラーのもっとも優れた所は

このハンターカブを彷彿とさせるビジュアルでしょう。

あと、後輪を外したりする時のメンテナンス性が

各段に良くなる所も長所だと思いました。

 
 
 
 
 

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