HONDA CRF250ラリー マフラーの交換 Vol.4

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最後に中間部分のジョイントバンドを本締めして

サイドカバーを元に戻せば作業終了です。

CRF250ラリーだと大部分は見えなくなりますが

オフロード車のフルエキゾーストって

見た目もレーシーでカッコ良いんですよ・・

 

カバーを戻すとこんな感じになりました。

ちなみにサイドカバーとサイレンサーとのクリアランスは

かなり広くなったので掃除がしやすくなりました。

 

ビジュアル的にもかなりレーシーでカッコイイんじゃないでしょうか。

ちょっと雑音が多いですが排気音を収録してきました。

SP忠男エキパイ+LCIショートフルチタン(バッフル無し)

SP忠男エキパイ+LCIショートフルチタン(バッフル有り)

バッフル無しだと想像通りの爆音で

収録機器の音の上限を超えているので

リミッター機能が働いて音量が潰れています。

単気筒エンジンなので

田舎の暴走族のバイクよりうるさいです。

 

それでは走行テストです。

純正マフラーとLCIマフラーとの比較です。

上のメーターが純正マフラーで

下のメーターがLCIのショートマフラーです。

1速3000回転でピタっと2つの動画を同期させているので

スタート時のクラッチの繋ぎ方による誤差が

出ないようにしています。

1速9000回転あたりでは純正マフラーと

ほぼ同じと言って良いですね。

速度の違いは速度を読み取るタイミングの違いだけです。

 

0-100Km/h加速もほぼ同じでしたが

時速120Km/hあたりから純正マフラーの方がリードしました。

エンジン回転数はちょうど1目盛分で

時速は約2Km/hほどの違いですね。

全開加速での純正マフラーとの違いは

体感的にほぼ同じでした。

単気筒エンジンではマフラーの全長が長い方が

加速力では有利なので

性能を重視するなら長めのマフラーを選んだ方が良いですね。

ちなみにバッフルを外しても外さなくても

加速力はほぼ同じでした。

 

LCI ショートフルチタンスリップオンマフラーのインプレッション

そもそもCRF250ラリーはコンペディションモデルの

レプリカみたいなものなので

フルエキ化した事でより競技車両っぽい見た目になりました。

バッフルの口径は絞られているので

低音はしっかり減衰していて

住宅街などで音が響き渡る感じはありませんが

音量自体は結構あるのでやっぱりうるさいですね。

低音が無いので周りよりも自分自身が一番

うるさく感じる音だと思います。

そもそもMD44型は純正マフラー自体がそこそこうるさいので

社外品マフラーとなると、さらにうるさくなるのは当然ですね。

バッフルを付けている状態でも排ガスが抜けすぎなようで

純正マフラーよりも全長が短くなった事も相乗してか

低回転域のトルクがカスカスにりました。

なので停車時からの発進は結構しんどいですね。

SP忠男のパワーボックス(エキパイ)と

ショートマフラーとの相性が悪いのかもしれませんけどね・・

マフラーを消音するコーナーで

サイレンサーの消音性能を高めるのと同時に

トルク特性のバランスを調整してみたいと思います。

LCIのマフラーは良い素材を使っているにも関わらず

価格がリーズナブルでしかも

マフラー自体の作りのクオリティも高いのですが

排気音は少しうるさいので

自分でカスタマイズして好みの音量のマフラーに変える所に

楽しさを見つけられる人ならお勧めですね。

 
  
 
 
 

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