COPEN ブレーキマスターシリンダーストッパー製作 Vol.2

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穴広げ加工

アルミアングル材を加工する詳細ですが

穴を広げる加工は

ドリルにリーマーを取り付けて行えば一瞬で終わりますが

アルミ材なので金ヤスリでも容易に行えますよ。

 
切断加工

アルミアングルの切断は

切断機を使えば一瞬で終わりますが

アルミ材なので金ノコでも容易に行えます。

 

角を落とす加工はベンチグラインダーで行うと

楽に加工出来ますが

手動で行うなら金ノコで斜めにカットした後に

金ヤスリで形を整えます。

 
GRコペン(LA400)ブレーキマスターシリンダーのコネクター

それでは製作したマスターシリンダーストッパーを

タワーバーのブラケットに固定するので

先に矢印のツメを押しながらコネクターを抜いておきます。

 

タワーバーとシャフトを固定しているボルトを抜いて

用意した少し長めのボルトに差し替え

マスターシリンダーストッパーと共締めしますが

とりあえずストッパーの角度を変えられるように

仮止め状態にしておきます。

写真を見るとよく分かりますが

ストラットタワーの角の部分とのクリアランスは

数ミリしかないので

場合によっては角をもう少し多めに削ります。

さらにマスターシリンダーとのクリアランスもそこそこギリギリです。

 

ちなみにタワーバーの裏側は非常に狭く

ボルトを入れ替える作業は地味に難しいのですが

このようにメガネレンチに袋ナットを

適当なテープで固定してから

ボルトの位置に合わせると簡単に固定出来ますよ。

 

アジャスターボルトのお皿が

マスターシリンダーの平らな部分に当たるように

アングル材の角度を調整しますが

アングル材がどこにも干渉していない事を常に確認します。

問題がなければストラットタワーバーのボルトを本締めして

ブレーキマスターシリンダーストッパーを固定します。

 

アジャスターボルトのお皿をもっとも短い設定にしても

マスターシリンダーの平らな部分には

触れていると思いますが

浮いている場合はマスターシリンダー側にあるナットを回して

お皿をマスターシリンダーに緩く押し当てる位置に調整してから

外側のナットを回してアジャスターを固定しますが

お皿の押し具合は密着する程度で緩めにしておかないと

マスターシリンダーに負担が掛かってしまいます。

 
GRコペン(LA400)自作ブレーキマスターシリンダーストッパー

あとは外したコネクターを元に戻せば

これで作業完了です。

結果的にはコペンの残念なブレーキペダルのフィーリングを

根本的に解決する事は出来ませんが

ブレーキペダルのストローク量は確実に減るので

踏力が逃げなくなる事で相対的に

ある程度ブレーキペダルを踏んだあたりからの

ブレーキの効きが良くなります。

ちなみに制動力の高いブレーキパッドと組み合わせる事で

ブレーキペダルのフィーリングを改善する事が出来ました。

 

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