GR COPEN ドアスタビライザーの取付 Vol.1 |
今回はGRコペンにドアスタビライザーを取り付けします。 オープンボディの車両にとってドアスタビライザーは 最強とも言えるボディ補強アイテムなので クローズドボディの車両よりもより大きな効果を得られますし ミリ単為のステアリング操作で車体が反応するほど ステアリングレスポンスが俊敏になります。 という事で今回使ったアイテムは GRの汎用タイプのドアスタビライザー(MS304-00004)で ドア2枚分が1セットになっています。 最近になってGRのロゴが入った物が発売されましたが 写真のドアスタビライザーは 初期からあるTRD版(MS304-00001)です。 |
まずはドアスタビライザーの重量を量りましたが 右側にあるコペンの純正ストライカーと入れ替えるので 重量増は実質片側で52g程度です。 ドア自体をボディ補強パーツとして活用する事で 重量をほとんど増やさずにボディ補強が出来る所が ドアスタビライザーの優れた所ですね。 |
それでは早速作業編ですが まずはドアストライカーの真横の部分に 養生テープを貼って保護してから ドアストライカーのトルクスネジ2本を T40のトルクスレンチかソケットを使って外します。 |
ドアストライカーが外れましたが ホコリが付着した状態でドアスタビライザーを取り付けると 車体側に傷が付くので 適当な物で拭いて清掃しておきます。 |
外した純正のドアストライカーのネジは そのままドアスタビライザーの固定に使っても良いのですが ドアスタビライザーにはネジも付属していますよ。 |
ドアスタビライザーを取り付けますが 予め固定するボルトをドアスタビライザーにセットしてから 車体に取り付けます。 というのもシャッター部分を最大まで開こうとすると ボディに接触するので 後からボルトを入れられる隙間を作れないからです。 写真を見ても分かる通り 工具をボルトに差し込めるギリギリの スライド量しかありません。 取説の締め付けトルクは23N-mです。 |
これでドアスタビライザーのボディ側が取付出来ました。 |
次はドア側に金具を取付ます。 矢印の2本のトルクスネジだけを外しますが ドア側はT30のトルクスレンチかソケットを使います。 |
金具にネジを通して固定し直します。 取説の締め付けトルクは5N-mです。 |
ちなみに・・ 上下にあるこの突起部分を少しだけ起こしてあげると より強固に樹脂パッドを固定出来ますよ。 起こしすぎると硬すぎてパッドを固定出来なくなるので 適度に上げます。 |
最後に横からスライドさせて2枚の樹脂パッドを固定すれば ドアスタビライザーの取付作業は完了ですが パッドは向きを間違えやすいので注意します。
汎用のドアスタビライザーをマニュアル通りに取り付けて ちゃんと効果を得られたならば それはかなりラッキーな車体ですね。 ちなみに私の車両で得られたドアスタビライザーの効果は 本来の20%未満だと思いました。 オープンボディの車両でドアスタビライザーがちゃんと機能すれば こんなもんじゃないというのを知っているので どうしてもそう思えてしまします。 ボディとドアとのクリアランスは 車体の個体差がもっとも大きく出てしまう所なので これほど車体を選ぶアイテムは無いと思います。 |