GR COPEN ドアスタビライザーの取付 Vol.2 |
クリアランスを自動調整するトヨタのドアスタビライザーと言えども 所詮は汎用品なので100%に近い効果を得る為には やはり各車体に合わせて ドアスタビライザーのクリアランスを調整する必要があります。 という事で今回使ったアイテムは 1mm厚のウレタンゴムシート(100X100mm)×2枚~4枚です。 ゴム板よりも強度が高く硬さもあるので 金属同士の間に挟むにはゴムよりもウレタンの方が優れています。 |
まずはドアスタビライザーの形に合わせて ウレタンゴムシートにマジックで型を取り ドアスタビライザーが動かないように抑えながら シャッターを開いて2つあるネジ穴の中心にも マジックで点を打ちます。 ちなみに写真のウレタンゴムシートは3mm厚なので 1mm厚だともっと薄いです。 当然、3mm厚でも試しましたが クリアランスがなさ過ぎて使えませんでした。 |
こんな感じで型取り出来ました。 あとはハサミでマジックに合わせてカットするだけですが 1mm厚だと簡単にカットできますよ。 何が残念かというと100X100mmサイズだと 一つのウレタンゴムシートから1個分しか取れない事ですね。 ほんの少しだけ幅が足りないだけなので 小さめにカットすれば2個取れますけどね・・ |
ネジ穴に合わせて点を打った所をくり抜きます。 ネジサイズ的には8mmの穴を開ければ良いのですが カツカツサイズにすると高い精度を求められてしまうので 打ち抜きポンチを使って10mmのやや大きめの穴を開けます。 |
仕上げに型取りしたマジックをパーツクリーナーか メイク落としを使って拭き取っておきます。 |
あとはドアスタビライザーに 作ったウレタンゴムシートを挟んで固定するだけです。 ストライカーにウレタンゴムシートを挟んでは ドアスタビライザーを借り止めして ドアの開閉を行い抵抗感を調べるのを繰り返した結果 今回は1mm厚のウレタンゴムシートを 片側2枚挟んで固定すると ドアを開閉する時にほんの少しだけ抵抗が増える感じになり ドアスタビライザーの効果をより高める事が出来ましたが ドアの開閉に一切影響させたくない場合は 1mm厚でも良いと思いますね。 もちろん各車両の個体差によって適切な厚みは変わってきますし 運転席側と助手席側でも 適切な厚みは違う可能性があります。 |
クリアランスを狭くすると ドアスタビライザーのシャッター部分がより多くスライドするので 内側のボディに接触する恐れがあります。 そこで余ったウレタンゴムシートを小さくカットし 薄くて強力な両面テープを使って貼り付け シャッターがボディに触れる部分を保護しておきます。
これでそれほど車体の変化に敏感な人でなくても ステアリングレスポンスが鋭くなった事を ちゃんと体感出来るドアスタビライザーになったと思います。 |