HONDA CBR650R　フロントタイヤの交換 Vol.2

前輪が外れました。

後輪と同じでフロントホイールの中心にある

アクスルカラーは外れやすいので予め外しておきます。

とりあえず左右のブレーキキャリパーは元の位置に戻し

ボルト一本で緩く仮止めしておく事で

ブレーキホースに負担を掛けないようにしておきます。

タイヤの組み換え作業の詳細はリアタイヤのページで

詳しく説明しているので

フロントタイヤの組み換え作業はザックリ説明していきますよ。

まずは空気を抜いてから両側のビードを落としてタイヤを外します。

新しいタイヤをホイールにはめ込みます。

空気を入れてビードを上げたら

仕上げにホイールのバランス取りをします。

という事でフロントタイヤが仕上がったので車体に戻します。

仮止めしていた両側のキャリパーを外し

ホイールを取りつけますが

キャリパーをうまくディスクローターに噛ませる為にも

適当な工具を使ってパッド同士の隙間を広げるというか

パッドをキャリパーの両端に寄せておきます。

アクスルシャフトには適当なグリスを薄～く塗っておく事で

固着等を防ぐ事が出来ますよ。

外した時の逆の手順で元に戻していきますが

アクスルシャフトを固定する最後の仕上げの所は

まず先に黄矢印のナットを少しずつ締めていくと

アクスルシャフトが供回りし出すのでやめます。

これでアクスルシャフトが定位置に移動するので

赤矢印の車体の左右にある4本のボルトを締め

最後にもう一度黄矢印のナットを締め込みます。

という事でフロントタイヤの組み込み作業が完了しました。

リアタイヤとは違いフロント側の皮むき作業では

リーンアウトの姿勢から意図的にバンクさせないと

公道ではなかなかタイヤの端が地面に接地しませんが

別に端まで使わなくても

α-14の性能を堪能する事が出来ます。