HONDA CBR650R フロントタイヤの交換 Vol.1

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ダンロップα-14F

今回はCBR650Rのリアタイヤを交換します。

交換するタイヤはリアタイヤと同じく

公道からサーキットまで対応したハイグリップタイヤで

一気にCBR650Rをレーシングなスペックに押し上げます。

今回用意したフロントタイヤは

ダンロップのα-14F 120/70 ZR17 MC(58W)で

純正タイヤと同じサイズです。

フロントタイヤのサイズだと時速210Km/hまで対応した

Hレンジも選べますがリアタイヤに合わせて

時速240Km/h以上に対応したZレンジを選びました。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にしてね。

 
ダンロップα-14F重量

まずはα-14F 120/70 ZR17の重量を量ってみると4223gでした。

ちなみにCBR650Rの純正タイヤである

ダンロップのD214F(120/70 ZR17)の重量は4462gでした。

フロントタイヤではα14の方がD214より239gほど軽いですね。

 

それではまずは前輪を車体から外す作業から行うので

まずは左右にあるブレーキキャリパーのボルト(14ミリ)を

少しだけ緩めておきます。

ここのボルトは緩み止め液が塗ってあるので

最初は少し硬いですよ。

 

アクスルシャフトのナット(22ミリ)も少しだけ緩めておきます。

ちなみに元に戻すときに規定トルクで締めたいけど

そもそもトルクレンチを持っていないという人は

予め、ナットからフロントフォークにかけて

マジックで線を引いたり、点を書いて印をしておくと

締め付け過ぎ等を防ぐ事が出来ますよ。

キャリパーでもどこでも同じワザが使えます。

 

メンテナンススタンドを使って後輪を浮かせます。

フロントのメンテスタンドを使うには

車体を真っ直ぐな状態にする必要があるので

サイドスタンドしかないCBR650Rでは

リアのメンテスタンドも併用する必要があります。

 

フロント用のメンテスタンドを使う前に

フロントフェンダーを適当な物で覆っておきます。

 

そのままフロントのスタンドを使うと

車体を後ろに押してしまう事があるので確実に持ち上げる為には

予めブレーキロッカーを使ってフロントブレーキを掛けておきます。

紐やリピートタイでも代用出来ますよ。

車体が持ち上がったら外します。

 

アンダーブラケットの中心にある穴に

メンテスタンドのアダプター部分を突き刺して持ち上げます。

 

するとこんな感じになります。

タイヤは前後同時に交換してしまうと

万が一の時、タイヤが前後どちらかに付いていないと

車体を支えられなくなるので

安全の為にも必ず片側ずつ交換した方が良いですね。

 

前輪が持ち上がったらまずは黄矢印のアクスルナットを外してから

赤矢印の車体の左右にある4本のボルトユルユルに緩めます。

 

車体右側から適当な物でアクスルシャフトを押します。

写真ではフロントジャッキのアダプターを使っています。

足の甲で前輪を少しだけ支えた状態にすると

簡単にアクスルシャフトが抜けますよ。

 

左側からアクスルシャフトを抜いて

前輪を地面に落とします。

 

先ほど緩めたボルトを外して左右のブレーキキャリパーを外し

ブレーキローターから抜いて

ホイールに干渉しないように避けておきます。

 

前輪を前に転がして車体から外します。

この時にジャッキスタンドの高さ設定を間違えると

タイヤがフロントフェンダーに干渉して外せなくなるので

予め車体を持ち上げた時に

地面から20ミリ以上タイヤが浮くようにします。

高さがギリギリの場合は

ホイールを少し斜めにすると抜けますよ。

 

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