HONDA CBR650R ドライブスプロケットの交換 Vol.2

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CBR650Rドライブスプロケット

それではスプロケットを固定している六角ボルトを

14ミリの工具で外しますが

エクステンションバーを使ってある程度リーチを確保無いと

作業がしづらくなっていますよ。

そのままボルトを緩める方向に回すと車体が前に進んでしまうので

車体を跨いてリアブレーキペダルを踏みながら

両手で工具を使ってボルトを回します。

そこそこ腰に負担が掛かる姿勢になるので

くれぐれも怪我をしないように注意してください。

 
CBR650Rブレーキロック

ちなみにフロントブレーキもブレーキロッカーを使って固定すると

より車体が動きにくくなるので安定しますよ。

前輪を壁に当てても良いですね。

 

スプロケットを固定しているワッシャーとボルトを外しました。

 
CBR650Rドライブスプロケット

ドライブスプロケットを手前にスライドさせてシャフトから外し

ここで新しいスプロケットと入れ替えます。

新しいスプロケットには裏表があるので注意してください。

 

スプロケの取説にも書いてありますが

スプロケの真ん中の出っ張りが少ない方をエンジン側に向け

より出っ張っている方を車体の外に向けます。

というのもスプロケット本体に15T等の印字が無いので

出っ張り具合で表裏を確認するしか方法が無いです。

取付の時のコツはスプロケットをシャフトに押し当てながら

車体を前後に動かして

シャフトの山とスプロケの山を上手く合わせます。

ちなみに純正と同じ525サイズのスプロケットに交換する場合は

チェーンの遊びが30ミリ以上は無いと

スプロケをシャフトにうまくセットしにくいので

どうしても新しいスプロケットがシャフトに入らない場合は

チェーンの遊び調整作業をこの状態から行います。

チェーンの遊び調整作業はここのページで紹介しています。

ちなみに16Tのスプロケを入れる場合は

15Tのチェーンの遊び量だと絶対に入らないので

予めチェーンの遊びを増やしておいた方が良いですね。

 

後は外した時の逆の手順で作業を行うだけです。

チェーンを520サイズにコンバートする場合は

取りつけたドライブスプロケットは520サイズという事で

525のチェーンとは上手く噛み合わなくなるので

とりあえずスプロケを固定するボルトは仮止め状態にしておき

そのままチェーンの交換作業に移行します。

520サイズへのチェーン交換が終わった後に

スプロケのボルトを本締めします。

仕上げにチェーンオイルをスプロケット1週分だけ

チェーン越しに吹きかけておきます。

とにかくスプロケットは乾いた状態にしない事で

長持ちさせる事が出来ますよ。

 
CBR650Rドライブスプロケット

こんな感じに仕上がりました。

肉抜きされているのがレーシーですね・・

普段は外から見ることが出来ないのが残念です。

 
 
 
 
 

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