HONDA CBR650R ドライブスプロケットの交換 Vol.1 |
CBR650Rのチェーンを525から520サイズにコンバートする 3つの作業の中でドライブスプロケットの交換は 最初に行う作業で 作業の工程としては、まずフロントのドライブスプロケット交換をしてから リアのドリブンスプロケット交換をして 最後にチェーンの交換をした方がスムーズですし チェーンの長さをスプロケットの大きさに合わせる事も出来ます。 そもそもフロントの純正ドライブスプロケットを外すには 525サイズのチェーンが付いている状態でないと チェーンがスプロケの山に噛まないので外せません。 520のコンバート作業と言えども 交換作業自体は単品でのスプロケット交換と同じですよ。 |
今回用意したドライブ(フロント)スプロケットは サンスターの392-15で、520サイズの15Tです。 ちなみにCBR650Rの純正チェーンと同じ525サイズの ドライブスプロケットはサンスターだと411-15になりますよ。 |
まずはCBR650Rの純正ドライブスプロケット(15T)を 量ってみると217gでした。 防振ゴムが付いているタイプですね。 |
サンスターの392-15の重量は173gでした。 CBR650Rの純正スプロケと同じ15Tですが 520サイズという事で純正よりも肉厚が薄く さらに肉抜き加工が効いているので大幅に軽量化出来ますね。 |
それでは作業編です。 スプロケットカバーを外すのですが シフトロッドが邪魔なので先に外ておきます。 |
シフトロッドはここの六角ボルトを 10ミリの工具を使って完全に外してからシャフトを抜きます。 元に戻す時はシャフトに打たれた点の位置に 切り欠きの所を合わせて取付ますよ。 |
後は2本のキャップボルトを外すと スプロケットカバーを外せる状態になります。 |
スプロケットカバーを外す時は矢印の所が フレームに引っかかるので注意しながら手前に外します。 コツとしては左側の2本の冷却水のホースは柔軟性があるので 少し押し付けて右側にスペースを作って抜きます。 |
スプロケットカバーが外れました。 |
チェーンガイドプレートは残したまま作業が出来ますよ。 どうしても外したい場合は ケーブルが固定してある2カ所を裏から摘んで外します。 |
Vol.1 > Vol.2 |