HONDA CBR600RR エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はCBR600RRのエンジンオイルと オイルフィルターを交換しますが まずは必要なアイテムとして・・ エンジンオイル1L缶×3本 エンジンオイル交換のみだと2.6L必要で オイルフィルターを交換する場合は2.7L必要です。 今回は在庫しているホンダ純正の100%合成油を使いました。 ドレンワッシャー(純正型番:94109-12000) 12mmのドレンワッシャーなら何でも使えます。 オイルフィルター(純正型番:15410-MFJ-D02) カートリッジ式のフィルターで各社から 互換品が発売されていますが その時々でもっとも安いフィルターを買っています。 それと廃油を処理する為に 2.5Lサイズの廃油処理ボックスを用意します。 最大で2.7Lの排油が出るので若干足りないのですが 使ったペーパータオルやティッシュのゴミなどを入れれば 2.5Lサイズでも何とか事足ります。 大型バイクの中でもCBR600RRは排油量が少ない方なので スーパーのレジ袋を2~3重にして 使ったキッチンペーパーやティッシュのゴミと オイルの吸着剤を入れたのを 3袋くらい用意すれば処理出来ますけどね・・ |
ちなみにオイルフィルターと ドレンワッシャーとフィラーキャップのOリングがセットになった デイトナのパーフェクトセット(S-06)は アマゾンでは買うタイミングによって オイルフィルター単体よりも 安く買える時があるのでお勧めですよ。 |
オイル交換のみの場合はカウルを外す必要はありませんが オイルフィルターを交換する場合は アンダーカウルを外しておきますが カウルを外す事でオイル交換の作業効率も良くなりますよ。 まずは車体左側のアンダーカウルに刺さっている ホース類を抜いてから矢印のボルトを外して 反対側の車体右側のボルト類も同じように外してから アンダーカウルの角度を変えて 車体右側に向かって抜き取ります。 アンダーカウルが地面に触れる可能性があるので 予め地面には敷物を敷いておきます。 取付時の締め付けトルクは 赤矢印の小さいボルトが1.5N-mで 黄矢印の大きめのボルトが10N-mです。 |
アンダーカウルが外れるとこんな感じになるので オイル交換、フィルター交換、オイルを注ぐ作業も全て 車体右側から作業を行います。 |
それではエンジンオイル交換から始めますが 予めオイルフィラーキャップを外しておくと 大気圧が掛かるのでより勢いよくオイルが排出できますよ。 |
まずは12ミリの工具を使ってドレンボルトを半周ほど緩めます。 |
それから真下に5Lサイズ程度のオイル受け皿を置いて あとは素手でドレンボルトを外します。 直接、廃油処理ボックスを下に置いても良いのですが オイル受け皿よりも高さがあるので 多少は作業がしずらくなりますし カウルが付いた状態ならより作業性が悪くなりますね。 絶対に手をオイルで汚したくない場合は 使い捨ての手袋を使って下さい。 |
廃油口が横向きなので ドレンボルトが外れるとフロント側に向かって エンジンオイルが流れます。 なのでオイル受け皿や廃油ボックスは 廃油口の真下からフロント側に向かって置きます。 |
外したドレンボルトを ペーパータオルで奇麗に清掃してから 新しいドレンワッシャーに入れ替えます。 |
オイルがほとんど落ちてこなくなったら ペーパータオルで排油口を拭いてから 素早くドレンボルトを元に戻します。 |
とりあえず素手でドレンボルトを締めます。 |
仕上げに工具で1/8回転ちょい締め込みます。 規定締め付けトルクは30N-mですが・・ 排油がワッシャーに付着する事によって ワッシャーとエンジンとの間の摩擦抵抗が減った状態だと 締め過ぎてしまう事があるので 1/4回転以上は締め付けないように注意します。 エンジンオイル交換のみの場合はVol.3まで飛んで下さい。 |