HONDA CBR600RR PC40 日常メンテナンス Vol.2 |
チェーンの張り具合を調整する。 |
チェーンは規定の数値より張れば張るほど アクセルに対してのレスポンスが鋭くなりますが その分、スイングアームのストローク幅が 減っていきますので、張りすぎると 路面への追従性が失われて危険ですよ。 エンジンレスポンスを求めるなら 規定量のもっとも少ない数値に 合わせるのが無難でベストですね。
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車体右側にあるリアホイールのアクスルシャフトのナットを緩めます。 車載工具を使う場合は、工具が短いので手では力が入りません。 体重を載せて足で踏み込めば外せました。 ちなみに、スタンドで持ち上げる必要はありません。
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さすがCBR600RR・・アルミ製の中空アクスルシャフトが 採用されていますね・・ まず、赤のロックナットを緩めてから 黄のボルトを回してチェーン張り具合を調整します。 車体右側も左側と全く同じように調整します。 目盛りを目安にして左右のスイングアームで 全く同じようにセッティングします。 ノギスで距離を計るとより精密に左右を合わせられますよ。 1ミリ動かすだけでも、チェーンの張り具合がかなり変わるので ちょっとずつ慎重にチェーンを持ち上げて張り具合を 見ながら調整します。 ちなみに規定の数値はチェーンを持ち上げた時に 上下に動く幅は30~40ミリです。 |